最高裁長官「一審は誤り」 砂川事件、米大使に破棄を示唆
次々出てくるなあ。
最高裁長官「一審は誤り」 砂川事件、米大使に破棄を示唆(共同通信)米軍旧立川基地の拡張計画をめぐり、1957年に起きた「砂川事件」で、米軍駐留を違憲とした東京地裁判決(伊達判決)を破棄した最高裁の田中耕太郎長官(当時、以下同)がマッカーサー駐日米大使と会談し「伊達判決は全くの誤りだ」などと判決の見通しを示唆していたことが17日、分かった。
外交問題に詳しいフリージャーナリスト末浪靖司氏が2011年9月、米公文書館で、機密指定を解除された公文書に会談内容が書かれているのを見つけた。末浪氏によると、内容に踏み込んだ文書が見つかったのは初めてとみられる。
この砂川事件の特別上告をめぐっては、すでに新原さんや末浪さんの調査で、さまざまな資料が出ていて、マッカーサーと田中長官の会談で、一審を覆す方向になっていたことが明らかになっていたけど、今度の文章は、その会談の中身のかなり具体的なものであるようだ。早く、教えてもらうことにしよう。
だけど、日米支配層が、安保の改定をまえに、いかにこの判決を問題視していたか。当時の国民のたたかいにあたまを痛めていたのかがわかる。こういうたたかいのなかで9条の内実がつくられ、戦後の社会のあり方が規定されていたわけで、この歴史はしっかり学ぶ必要がありそうだと、あらためて思う。それをいかに現在に生かしていくのか。同じように、安保が問われる時代にどういかすのか?だ。
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