石破氏“自衛隊法改正 通常国会で”
改憲、その前に、安全保障基本法での集団的自衛権の容認、防衛大綱の改定、しかしその前にこれを出してくる。憲法9条への攻撃ともいえる、テロへの軍事対抗に前のめりの内容か。
石破氏“自衛隊法改正 通常国会で”(NHKニュース)自民党の石破幹事長は東京都内で講演し、アルジェリアの人質事件を受けて、海外で紛争などが起きた場合に自衛隊を派遣して、日本人の救出や輸送をできるようにする自衛隊法の改正案を、来週、召集される通常国会に提出し、成立を目指す考えを示しました。
この中で、自民党の石破幹事長は、アルジェリアで起きたイスラム武装勢力による人質事件に関連して、「今の自衛隊法では、海外で動乱が起こり、命からがら空港などに逃げてきた日本人を自衛隊の航空機などで助けに行くことができない。『安全が確保されたら輸送する』というのはおかしい」と述べ、海外で紛争などが起きた場合に自衛隊を派遣して日本人の救出や輸送をできるよう、自衛隊法を改正する必要があるという認識を改めて示しました。
そのうえで、石破氏は「自衛隊法の改正は自民党のかねてからの主張で、先の衆議院選挙の公約だ。通常国会で議論し、答えを出さなければならない」と述べ、自衛隊法の改正案を、来週、召集される通常国会に提出し、成立を目指す考えを示しました。
実際にどんな法案が出てくるのか定かではないが、野党自体につくっていたものを見るととても危険だ。現在は空と海とによる輸送に限定されていたものを、陸上にも拡大する。当然に相手国のなかに軍隊が入ることになる。現在の法律は輸送だから、相手国の同意などの事項はないが、それについてはふれられていない。当然、こういう状況では、武力行使への危険も高まる。うーん、どうなる?
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» アルジェリア:人質事件、自衛隊法改正で邦人保護 軍隊強化ではなく外交強化であるべき [自分なりの判断のご紹介]
やはり、自民党の本質は
戦争大好き?
少なくとも、相手の立場、
主張を考慮することが
大前提の外交よりも、
ある意味自分の考え
だけで頭を使わないで
済む軍事行動が好きな
ことは明らかなように...... [続きを読む]
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