わすれない ふくしま
福島のその後を描いたドキュメンタリーの試写会に行って来た。飯舘で農業から建設業に転じてくらしていた一家のお嫁さんはフィリピン人。そこにもこの過疎の地域の姿をかいま見る。美しい飯舘にはすめなくなり一家は避難生活を余儀なくされる。そこでまっていたものは? そのフィリピン人の妻の知り合いに、相馬で自殺した酪農家の妻がいる。映像はその一家も追う。「原発さえなければ」という言葉は突き刺さる。そして、浪江で牧場を維持しつつけるエム牧場、希望の牧場の吉沢さん。あまり価値観を押しつけない形で、しかも、かなり生のままでの日常の、被災地のこの3つの家族、人を追う。その記録、記録そのものがいま大事で、こういう現実の生活からいろいろ考えなければいけないのだということなのだと、思うなあ。
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