「再稼働」した憲法改悪の動きと私たちの課題
今日は午前中は、安保関連の問題を追いかけているジャーナリストの方と打ち合わせ兼おしゃべり。ずっと記者をやっていたかななので、その姿勢みたいな話も聞けて、おもしろかった。午後は、憲法改悪反対共同センターの全国交流集会での小沢さんの講演を聞きに行く。小沢先生とのつき合いも考えれば長いなあ。同世代だからとくにそう感じるのかなあ。
表題のテーマでの講演は、選挙の結果からはじまって、改憲をめぐる内外情勢の特徴や危険、そこでだされている論点の特徴、そして今後の課題などを話された。そのなかで、自民党の現在の特徴を、いわゆる平成22年綱領と彼らが呼んでいる、現綱領から話された。きわめて保守的タカ派的な綱領だがその話をききながら、ここからはボクが考えたこと。
小選挙区制は、政治不信の増大とむすびついて進行したため、その理由とされた政党本位の選挙にはならず、むしろ、個人本意の選挙となった。実際に、都市部以外では、後援会の強い、旧来型政治家が生き残る結果になっているとも言える。彼らにはタカ派的政治家が多い。結果として、タカ派政治家が、小選挙区では生き残っている。そういう人たちが自民党をはじめ、保守政党の中心的な担い手になっている。それがこの間の特徴でもある感じがしている。それが、この憲法問題でも極端に反動的、タカ派的な議論を引っ張っているような状況にあるのではないのかと。事実、今度の自民党政権にそういう特徴があるし、それを維新のなかの、旧立ち上がれの人が支えるという構造だ。うーん。
講演のあと、そこで出会った研究の方とおしゃべりで、情報と問題意識の交流。誰だ?それは秘密です(笑い)。出張校正前日に今日はおしゃべりの多い1日。だけど、これは、仕事のうえでも貴重で大切なことなので。
夜は、編集部に戻って、編集実務作業。帰りの電車では相方といっしょになった。お疲れさまです。いろいろ、個人の生活関連でも事件がおこっていて慌ただしい。まあ、ボク個人の力ではどうにもならないことが多すぎるんだけど。
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