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2013/01/16

大阪大空襲訴訟:被害者の賠償請求、高裁も棄却

 ここまで来ても、こんな判決が…。

大阪大空襲訴訟:被害者の賠償請求、高裁も棄却(毎日新聞)

 国が空襲被害者への補償などを怠ったとして、太平洋戦争末期の大阪大空襲などの被害者ら23人が国に計2億2000万円の賠償を求めた集団訴訟の控訴審で、大阪高裁は16日、原告の請求を退けた1審大阪地裁判決を支持し、原告側控訴を棄却した。坂本倫城(みちき)裁判長は「補償の対象範囲は立法裁量に委ねられ、補償を受ける者と原告との差異は著しく不合理とは言えない」と述べた。
 米軍の空襲で足に重い後遺症などの被害を受けた原告は、旧軍人らに補償があるのに、空襲被害者に補償がないのは憲法に反すると主張。しかし高裁は、旧軍人らは国に命じられて死傷の危険性が高い戦闘に参加したという特殊性があり、補償面の差異は不合理ではないと判断した。
 高裁はさらに「戦中から戦後の非常事態で国民は犠牲を耐え忍ぶことを余儀なくされ、戦争犠牲や損害は等しく受忍しなければならなかった」という「戦争被害受忍論」を引用。補償がない戦争被害者は他にも多数いる上、国会も空襲被害の補償問題を慎重に議論しており、空襲被害者への補償がないとしても、国会に裁量の逸脱はないと結論付けた。
 原告の安野輝子さん(73)は「非情な判決だ。被害を受忍せよとは、とても納得できない」と落胆した。

 ここまで、受忍論を踏襲するというのも驚き。安野さんの落胆はほんとうによくわかる。とうてい理解できない判決。
 こんな戦争被害に冷たい判決の根底にある考え方は、同時に、加害への無反省にもつながっていると感じざるをえない。
 ほんとに、ちゃんと歴史に向き合う作業を、あきらめずに続けないと。強い思いがこれまで以上に必要なのだと!

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