旧陸軍跡地から化学兵器=環境省
また見つかった、あか筒。中国の山西省を中心に、かなり広く使用されていたことは、すでに相当の日本軍の資料なども発見されている。
旧陸軍跡地から化学兵器=環境省(時事通信)環境省は21日、千葉県習志野市の旧陸軍習志野学校跡地の民有地から、旧日本軍の化学兵器「あか筒」とみられる物体が約760個見つかったと発表した。あか筒はくしゃみ剤の入った発煙筒。成分が常温で拡散する恐れはなく、同省が今後、中身を調べて処分する。
物体の多くは直径11センチ、長さ22センチ程度の円筒形。地権者による工事中に見つかった。同跡地では2009年にもあか筒とみられる物体が61個見つかり、同省が周辺の地下水や土壌を調べたが、関連物質は検出されなかった。
日本軍は、途中から、使用は国際法違反ではないという見解に転じたようだけど、国際的には大きく主張することはなく、むしろ、その使用を隠蔽したことに、その認識の有り様があらわれている。
こうした違法な戦争における行為についての総括、謝罪、補償も、実際にはまったく手がついていないのが実際のところなのだからなあ。
« 自民党のマニフェスト | トップページ | 学費不返還条項は無効、名古屋 入学辞退「損害ない」 »
「平和」カテゴリの記事
- 「大軍拡阻止と歴史の教訓、憲法の原点と平和外交を進めるために」(2023.05.27)
- 「フェミ科研費裁判が問うてきたもの」(2023.05.26)
- 「独ソ戦 地獄の戦場」(2023.05.25)
- 君はヒロシマを見たのか(2023.05.24)
- 「望みを打ち砕かれた」 G7広島サミット、被爆者から批判の声も(2023.05.22)
「政治」カテゴリの記事
- 内閣支持率46%に上昇 G7で「指導力を発揮」6割 朝日調査(2023.05.29)
- 激しく、慌ただしい日 管理組合総会、8年ぶりの再会など(2023.05.28)
- 「大軍拡阻止と歴史の教訓、憲法の原点と平和外交を進めるために」(2023.05.27)
- 「フェミ科研費裁判が問うてきたもの」(2023.05.26)
- 「独ソ戦 地獄の戦場」(2023.05.25)
「歴史」カテゴリの記事
- 激しく、慌ただしい日 管理組合総会、8年ぶりの再会など(2023.05.28)
- 「独ソ戦 地獄の戦場」(2023.05.25)
- 「望みを打ち砕かれた」 G7広島サミット、被爆者から批判の声も(2023.05.22)
- 前衛6月号ができました(その1)(2023.04.29)
- 『世界の片隅で日本国憲法をたぐりよせる』(2023.04.19)
コメント