魂が眠っている 遺された赤紙
日曜日の深夜に放映されたNNNドキュメント。
長野県大町市の民家の土蔵から、戦時中の召集令状「赤紙」の受領証をはじめとする大量の「兵事書類」が見つかった。保管していたのは故・大日向正門さん。戦時中、社村(やしろむら・現大町市)の職員として、村民に「赤紙」を手渡す兵事係を務めていた。兵事係は、徴兵の人選にも関わり、戦死の報せをも運んだといわれる。終戦によって大本営は、全国に兵事書類の焼却処分を命じたが、土蔵に留め置かれた書類は、大日向さんがこの命令に従わなかったことを示すのか。家族にも「触るな。魂が眠っている」とだけ話し、中身を秘密にしていたという。1941年12月8日の太平洋戦争開戦時、若干26歳。村民を戦場へ送り出し、死の報せを届けた大日向青年が、書類を隠した思いはどこにあったのか…。
兵事係の目から、戦争に動員された村の人たちの姿を考える番組。番組をみながら、吉田敏浩さんの『赤紙と徴兵』という本を思い出した。こちらのほうも、滋賀県長浜市(当時は東浅井郡大郷村)の役場で兵事係をしていた西邑仁平氏は自宅で密かに兵事書類を保管していたものを戦後60年たって公表したという話。武力の行使というものの背景には、こういう国づくりというのがある。
それでも、武力による政治を願う人がいるだろうか?
そんなことから離れて、政治を語る人がいるのが今というのが問われている。
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コメント
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「魂が眠っている」ということで、戦時中のこうした赤紙等の兵事書類というのは、大日本帝国が戦争に国民を駆り出したことを示す資料としてばかりでなく、それを戦後に焼却処分しようとしたことは、戦争に突き進んだ過ちを隠そうとした事実を明らかにする、貴重な「動かぬ証拠」ということに繋がりますよね。
おそらくは、当時のまともな職員の皆様なら、それこそ騙されたふりをして、わざと焼却処分にしたことにして、そっと静かに保存されておられる方というのは、全国的に幾らでも出てきてもおかしくはないことだし、韓国や北朝鮮からすれば、従軍慰安婦の事実を示す貴重な「動かぬ証拠」と変わり無いし、中国にしてみれば、南京大虐殺に関する事実を示す貴重な「動かぬ証拠」として保存しておくことで、いざという時には、幾らでも日本に対して、騙されたふりをして、これを突きつけて揺さぶってくることが出来るだけのことですよね。
ならば、今度は、こうした兵事書類というものを、騙されたふりをすることで、幾らでも日本政府を揺さぶって、そっと静かに、「大日本帝国の馬鹿野郎!」という怒りを幾らでもぶつけてあげることで、自民党や維新の会のような反日愛国党勢力を揺さぶって崩壊させることで、こうした資料については、それこそ、韓国の日本大使館前に建立された平和の象と共に、靖国神社や全国各地にある護国神社等に奉納し、遊就館をはじめ、全国各地の特攻隊資料館や戦争資料館、戦争博物館等でそっと静かに、大切に保管展示して行くことで、二度と同じ過ちを繰り返すことが無い様な再発防止に繋げて行くことで、私たち日本人というのは、世界的にみれば単なるヘタレ民族に過ぎないのだし、世界に対して胸を張れるようなものは何も無いし、下手に見栄を張ったところで、エコノミックアニマル等と蔑まれることになってもおかしくは無いし、中曽根大震災という大惨事を引き起こし、地球環境にも甚大な被害を齎したことで、これと同じことを繰り返せば、それこそ日本は、全人類から幾らでも袋叩きにされることになっても当然だし、馬鹿にされる位なら、こんな物騒な原発なんか幾らでも見捨てて、経済規模なんか幾らでも縮小させることで、グローバル競争には喜んで、幾らでも一人負けしてあげることで、ただひっそりと生きて行くことで、日本の国益が他国の国益にもつながるだけの心豊かな外交をすることで、全世界に何らご迷惑をお掛けすることも無く、大した影響力を持た無い様に、小ぢんまりとした国となることで、世界経済などによる影響も最小限に食い止めることで、ひっそりと生きていくことで、地球市民社会の中に、喜んでひっそりと埋没させて行くことで、全人類が一つの絆となって、世界経済を共に支え合い、助け合い、分かち合いながら、共に幸せに暮らして参りましょう、というメッセージに代えて、これを憲法9条と共に、誇り高く、幾らでも発信して行くことで、アメリカに対しては、騙されたふりをして、核兵器を弄び戦争したければ、どうぞご勝手に、ということでわざと突き放してあげると共に、アメリカの言いなりになって戦争に参画したければ、どうぞご勝手に、ということで幾らでも日本から追い出して、アメリカの言いなりになって、幾らでも勝手に特攻隊でもやって、勝手に身を滅ぼすことになれば、どうぞ、何処か人目のつかないところで、そっと静かに滅びて下さい、ということで送り出してあげる様にすれば良いのだし、腹の底でそっと静かに嘲笑いながら見捨てる代わりに、従軍慰安婦問題を逆手にとれば、今度は日本が、騙されたふりをすることで中国に対して、反面教師になってあげることで、老人介護ビジネスで、アメリカと手を組んで、中国で展開してあげる様にすれば、そのための必要な人材については、中国や韓国をはじめベトナム等のASEAN諸国等からも、介護ヘルパーとしての貴重な人材として日本に受け容れてあげると同時に、中国ばかりでなく、こうした国々に対しても、老人介護ビジネスを展開するために喜んで手を貸してあげる様にすれば良いのだし、北朝鮮が騙されたふりをして、中朝国境近くの朝鮮自治区をはじめ内モンゴル等で、これと同じことをするのであれば、それこそ、あの間抜け話を教訓にすれば、日本が反面教師になってあげるまでもなく、むしろ中国に対して喜んで反面教師になってあげることで、アメリカと共に、幾らでも手を貸してあげれば良いのだし、今度は逆に、中国や韓国をはじめ、ベトナム等のASEAN諸国から、日本の介護施設で活躍される人材を、幾らでも中国に送り出して活躍する機会を与えてあげることによって、日本の国益に叶うと同時に、中国の国益にも叶うし、アメリカの国益にも叶うし、韓国や北朝鮮にとっての国益にも叶うし、ASEAN諸国全体にとっての国益にも叶うことになるのなら、誰も損することが無く、むしろ誰もが得することが出来て、日本経済を共に支え合い、助け合い、分かち合いながら、地道ながらも安定したプラス成長を維持することによって、貧富の格差が縮小し、共に幸せに暮らすことが出来る社会福祉国家へと生まれ変わることになるばかりでなく、中国についても、政治的には台湾をはじめとするチベット自治区やウイグル、内モンゴル等の周辺民族が、騙されたふりをして離れて行くことにより政治的には分裂することになるものの、経済的には一つの統一体となって、中国経済を共に支え合い、助け合い、分かち合いながら、共に幸せに暮らすことが出来る様な社会に変革して行くことに繋がるのなら、領土問題などで物騒なことに巻き込まれることも無く、東アジア全体の平和と安定がもたらされることに繋がるし、これが国境を乗り越えて、全人類が一つの絆となって、世界経済を共に支え合い、助け合い、分かち合いながら、共に幸せに暮らして参りましょう、というメッセージとなって、誇り高く発信して行くことが出来れば、日本はもう地球市民社会の中に、喜んでひっそりと埋没させてしまうことで、対米従属からそっと静かに離れて、これを乗り越えて行くことで、全人類にご迷惑をお掛けするような事もなく、世界経済による影響力も小さくすることで、日本はもう幾らでもただひっそりと自立した国となって行くことが出来れば、返って此れ程喜ばしいことは無いし、むしろ、此れ程誇らしいことも無いし、何も言うことはございませんよね。
くれぐれも、自民党の「日本を取り戻す」なんてことにだけは絶対に騙されない様に、留意する必要があるし、維新の会と組んば、それこそ反日愛国党と言うことで、同じ穴の貉に過ぎないし、小泉暴政や野田暴政と同じことを、今度は安倍暴政あるいは橋下暴政、慎太郎暴政なんてことを繰り返すなんてことになれば、取り戻すどころでは無く、取り返しのつかないことになってしまう恐れがあることが真実として見透かせば、くれぐれも、この反日愛国党にだけは、絶対に投票なさらないように留意する必要がありますよね。
だが、こうなったのも野田民主党が自ら選択した運命でしか無いということも、また真実として見透かせば、民主党についても野党に転落することになっても自明のことでしか無いし、くれぐれも「消費税増税反対と脱原発を掲げるところにできる限り投票するようにするしか無いし、何処にも投票するとこるがなければ、建設的野党に過ぎない共産党にでも投票してあげるのが、日本の将来にとっては、返って望ましいのでは無いでしょうか。
投稿: asa | 2012/12/15 17:21