首相、防衛大綱見直し指示 中国念頭、米との連携強化へ
新内閣は、参議院選挙までのおとなしく経済に専念するだとか、いろいろ言われているけれども、実際に、語られているのは軍事のことばかりというのが実態なわけで。
首相、防衛大綱見直し指示 中国念頭、米との連携強化へ(朝日新聞)安倍内閣は政権交代に伴い、2010年末に閣議決定された防衛計画の大綱(防衛大綱)と中期防衛力整備計画(中期防)を見直すことを決めた。安倍晋三首相が26日に小野寺五典防衛相に指示。中国の台頭を受けて自衛隊の態勢や米軍との連携を強化する方針を盛り込むもので、米側との協議も本格化させる。
小野寺防衛相が27日未明の記者会見で首相の指示内容を明らかにし、「全力で取り組まなければいけない優先課題だ」と語った。首相は日米同盟重視の姿勢を鮮明にしており、来年1月下旬にも訪米して、こうした取り組みを説明するとみられる。
防衛大綱は11年度から10年間の防衛力のあり方、中期防は11年度から5年間の防衛装備の数量を示す。自民党は衆院選で「防衛大綱、中期防を見直し、自衛隊の人員、装備、予算を拡充」と公約している。
実際に組閣されたメンバーをみてもタカ派がずらっとならぶ。これで、アジアとの友好なんてとうてい思えない。自公の政権合意でも改憲の議論をすすめることまでしっかり書き込んでいるのだもの。
そして、こんなニュースもある。
ミサイル迎撃へ法整備急ぐ=自民幹事長が維新代表に(時事通信)自民党の石破茂幹事長ら幹部は27日、新執行部発足を受けて国会内の野党控室を順次あいさつ回りした。日本維新の会では、石原慎太郎代表が北朝鮮ミサイルへの備えを求めたのに対し、石破氏は「撃ち落とすために法整備を急ぎたい」と、憲法解釈を変更して集団的自衛権行使を容認する国家安全保障基本法制定を急ぐ考えを示した。
また、石原氏は「憲法を早く変えないと(いけない)」と主張。石破氏は「思いは一緒だ」と応じるにとどめた。…
いやあ。
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