[政党ウオッチ]維新公約、最低賃金廃止を撤回 「改革」に変更
これは見苦しいけど。
維新公約、最低賃金廃止を撤回 「改革」に変更(共同通信)日本維新の会が、衆院選公約に掲げた「最低賃金制の廃止」を撤回し「市場メカニズムを重視した最低賃金制度への改革」との文言に変更していたことが4日分かった。民主、公明など他党からの「格差拡大の政策」(野田佳彦首相)との批判をかわすためとみられる。日本維新の会はこの変更に関し、正式な広報や公的な説明の機会は設けていない。
日本維新の会政調会長の浅田均大阪府議会議長は4日、記者団の質問に答え「見直しではない。誤解がないよう表現を変えただけ」と強調。現在の最低賃金制度については「高止まりしており、なんとかしないといけない」と抜本的改革が必要との認識をあらためて示した。
もともと、廃止は竹中さんの持論で、竹中さんが入れたみたいだね。だけど、よく考えると、「市場メカニズムを重視した最低賃金制度への改革」って廃止とどう違うのか?最低賃金は、市場メカニズムの賃金をゆだねないための規制なんだから(苦笑)。高止まりっていうけど、先進国のなかでは最低なんだけどね。ひどい嘘を平然と言う。
今日からはじまった総選挙。新聞は、政権の枠組みという。だけど、今回の選挙では必ずしも、政権の構想が積極的に出されているわけではない。むしろいま大事なの、政策的争点を浮き彫りにすることだ。たとえば脱原発は多くの有権者の願いだけど、現実にはこの点は政党選択にまで深まっていない。だからこそこういう点でその道筋もふくめて、大いに議論して世論をもりあげることが大事なんだろうと感じる。そういうなかで、その実現の道筋、政党間の協力のありようなどもしっかり議論してしめされるような状況になっていけなばあなどと個人的には思うなあ。
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