はやぶさ 遥かなる帰還
年末年始はテレビで見るものがない。バラエティーが嫌いだから、だいたいテレビをつけている時間は映画だとかドラマをさがす。昨日、今日とWOWOWで、はやぶさの映画をやっていた。昨日の竹内結子主演のものは、 宇宙航空研究開発機構の広報を担当していた的川先生を中心にしたストーリーで、今日のやつは、はやぶさプロジェクトの川口先生を主人公にしたもの。的川先生のほうは、糸川先生の弟子だし、宇宙ロケットの分野の最前線を歩いてきた人として、われわれもいろいろお世話になったりしている。ちょっと身近に感じる。イオンエンジンの國中さんは、同じ時期に、同じ大学にいたのか…(えらい違いやけど)。
今日は、食事をつくったり、夕食をたべながら義父の話を聞きながら、ながらで見た。
はやぶさの帰還のときは、仕事上は科学の分野を担当する人がいたから、ちょっとくわしく勉強するのは後回しにしたけれども、こういう映画のなかでもたしかに、日本の最前線の科学技術の分野は、基礎研究だけではなく後回しにされる。文科の役人が、「太陽系の起源を知って何の意味があるの?って財務省が言うんだよ」というシーンも出てくる。ならば、もうちょっとここは深めて描いてほしいところではあるが。基本、そこで取り組んでいる人の苦労談の話であるのだけれども、ちょっと刺激をうけたりする。科学技術の企画を考えたりするかなあ。
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