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2012/11/23

いじめ、半年で14万件 積極的に把握 文科省緊急調査

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いじめ、半年で14万件 積極的に把握 文科省緊急調査(朝日新聞)

 文部科学省は22日、いじめの緊急調査の結果を公表した。今年4月から約半年間に全国の小中高校などが把握したいじめの件数は14万4054件で、前年度1年分の2倍を上回った。文科省は「いじめのわずかな兆候でも見逃さないという意識が高まり、大幅に件数が増えた」とみている。

■「重大事案」も初集計、278件に
 今回初めて「児童生徒の生命・身体の安全がおびやかされるような重大事案」について詳細な報告を求めたところ、全国で278件あった。自殺未遂やけがで入院した事例もあったが、文科省は「大半は解決済み」としている。
 調査は、大津市で中学2年生が自殺した問題を受け、急きょ実施。文科省は都道府県・市区町村教育委員会に対し、今年度のいじめの件数と各教委の取り組みを9月20日までに報告するよう求めていた。
 32道府県が「軽微な事案でも学校が積極的にカウントした」といい、件数は前年度(7万231件)の2倍超。アンケートの質問項目を細かくしたり、いじめられている場合は相談するよう担任が呼びかけてから回答させたりするなど、答えやすい工夫をした学校で増加が目立ったという。児童・生徒1千人あたりの認知件数が多かったのは(1)鹿児島(2)奈良(3)宮城(4)京都(5)山梨――の順だった。全体の78.9%は「解決済み」と報告された。
 重大事案の内訳は、小学校62件▽中学校170件▽高校41件▽特別支援学校5件。「バカにされたり暴力を受けたりし、自殺をほのめかした」(小学生)、「暴言を繰り返し受けてリストカットをした」(中学生)、「けんかを強要され、けがをして入院」(同)といった事例があったが、文科省は「すべて経過を確認し、必要な指導をした」としている。
 いじめに犯罪行為の可能性があったときの警察との連携については、全学校の38%が「すべて通報」、51%が「重大なものを通報」、11%は「特に通報していない」だった。
 これまで、いじめの多くは文科省に事後報告されるだけだった。同省は、重大事案があった場合、学校や教委に速やかに報告させるルールを作る。今回の調査で、市区町村教委の22%が「いじめ問題の指導で困難な課題を抱える学校がある」と報告した点も踏まえ、各教委に対し、家庭や地域、関係機関との連携をさらに強めるよう求める方針だ。

 これがその調査結果だ。

調査の内容は
1.児童生徒調査 いじめの問題に関する児童生徒の実態把握に係る緊急調査について
  【調査対象及び調査項目】
1)国立、公立の小学校、中学校、高等学校(通信制を除く)、中等教育学校、特別支援学校
1.いじめの認知件数等
2.具体的事案の状況
2)私立の小学校、中学校、高等学校(通信制を除く)、中等教育学校、特別支援学校
国立、公立、私立の高等専門学校、高等専修学校
1.いじめの認知件数等
2.いじめの問題への特色ある取組
 2.取組状況調査 教育委員会及び学校におけるいじめの問題への取組状況に係る緊急調査について
  【調査対象】
1)都道府県教育委員会、市区町村教育委員会(政令指定都市、特別区を含む)
2)国立及び公立の小学校、中学校、高等学校(通信制を除く)、中等教育学校、特別支援学校
  【調査項目】
1)教育委員会
1.設置している学校に対する指導について
2.いじめの問題への取組について
3.いじめの問題への取組に対する点検について
4.学校と警察の連携について
5.重大事案につながるおそれのあるいじめについて
6.その他
2)国公立諸学校
1.いじめの問題への取組に対する点検について
2.いじめの実態把握に関するアンケート調査について
3.いじめを把握したときの対応について
4.いじめの問題に関する校内研修について
5.学校における管理・指導体制の在り方について
6.学校と警察の連携について
7.その他

 もちろん、いじめは人の生死にもむすびつく。子どもの安全と安心が最優先されなければならないし、そのための対応というものが求められる。だから、現状を掌握することは必要だし、この調査が、そういういじめへの感度を高めることにプラスになればいい。今回の調査でいじめの件数が激増したのは、それはそれで、大事な面があるのかもしれない。
 だけど、調査は、プラスとともにマイナスもある。これも、よく考える必要がある。いじめ探し、いじめの線引き、そこにあるマイナス面。数でとらえることから生じるそこでおこっていることへの生きた理解の不足などなど。そういう意味では、今日の朝日のAKBの記事は悪くない。まだ、AKBが社会的な歌を歌っていた頃の話。

 そして、とくに、いじめとこども世界とは、いまは同一の面のうえにある。そういう複眼的総合的な視点が確立されないと、大きなマイナスにはならないのか。では、こども世界でいま何がおこっているのか。そういう議論は、残念ながら十分なされているとはいえない。むしろ、いまいじめ議論では、多くがそういう問題を封じ込めるような形でおこなわれている節がある。

 もっともっと、こどもと向き合ったいじめ議論が必要だ。そうしないと大変だと思う。

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