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2012/11/13

ほぼ全講義を英語化する国立大…学生は「不安」

 FBで知った情報だけど、これはちょっと驚いた。

ほぼ全講義を英語化する国立大…学生は「不安」(山梨大学)

 山梨大(甲府市武田)は2016年度までに、ほぼすべての講義でテキストを英語の書籍とし、英語で講義することを決めた。
 全学的な講義の英語化は、国際教育に特化した大学を除けば極めて珍しい。専門性の高い分野では、学生への負担増も課題となりそうだ。
 同大総務課によると、英語化するのは、日本文学など日本語の使用が必須な科目を除く全講義。来春から段階的に導入し、4年後をめどに完全移行する。
 段階的導入には、教員が英語で指導する準備期間を確保することや、一斉導入による学生のテキスト購入費の急増を避ける狙いがある。入試でも、早ければ16年実施の試験から、全学部の2次試験に英語を課すなど、比重増加を検討する。
 英語化は、前田秀一郎学長や理事、学部長など10人で構成する「グローバル化推進会議」で10月に決定。既に大学院では、一部の講義の英語化を始めており、同課は「グローバル化に乗り遅れることなく、優秀な人材を育てる環境を整えたい」と説明する。
 文部科学省大学振興課によると、全学的に講義を英語化し、英語の授業だけで卒業が可能な大学は、国際教養大(秋田市)の例があるが、「ほかには把握しておらず、珍しいのではないか」としている。
 山梨大は医学、工学、生命環境学、教育人間科学の4学部。同大総務課は「元々英語の方が講義を進めやすい科目も多く、英語化はしやすい」としている。
 これに対し、学内の意見はさまざま。ある男性教員は「日本語の教材よりレベルが高く適切な英語教材があれば、既に使っているはず。今の学生の英語力では、4年後の移行は正直難しいだろう。特に何も変えるつもりはない」と冷ややかだ。教育人間科学部4年の男子学生(23)は「英語を重視した特色のある大学として、就職の時に有利になるかも」と話し、工学部1年の女子学生(18)は「いきなり英語になっても、授業の内容を理解できるか不安」と漏らした。

 国際●●大学だとか、国際××学部でというのなら、ありうるような話だとは思うけど、地方の国立総合大学での話だ。そもそもうまくいくのか、学生はついていけるのか、教員は大丈夫かなどの問題もあるのだけれども、しかし、それいぜんに、グローバル社会への対応ということだけが、大学の使命なのか? そもそも、地方大学は地方社会に貢献することに、その存在意義がある。多様な人がいて、多様な議論がなされ、教える教員も多様で、さまざまな経歴の人がいるというのが必要なのでは。それが、こういう方向にすすんでいくと、ちょっと、想像しただけでも、なんとなくこの大学の未来が見える。うーん、これはなあ。

 なんか、大学のあり方の議論もずいぶん変な方向に向かっている感じだ。

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