[政党ウオッチ]山田元農相が民主離党表明 2議員も届け出
いよいよ総選挙。解散表明をうけ、民主党ではいよいよ離党ラッシュ、だ。
山田元農相が民主離党表明 2議員も届け出(共同通信)民主党の山田正彦元農相(長崎3区)は15日、都内で記者団に、離党する意向を明らかにした。富岡芳忠衆院議員(比例北関東)と山崎誠衆院議員(比例南関東)も同日、党執行部に離党届を提出した。このほか長尾敬衆院議員(大阪14区)と中川治衆院議員(大阪18区)も離党の意向を固めた。これにより民主党単独では衆院の過半数(240)を事実上割り込んだ。
野田佳彦首相が16日に衆院を解散すると表明し、党内では早期解散に反発する議員らが離党の動きを強めている。
山田氏は消費税増税法案に反対したほか、首相が政権公約に掲げる意向の環太平洋連携協定交渉参加方針に反発していた。
野田さんは民主党の純化路線を選択したといわれているようだけど、結局は、民主党はここままの民主党では残らない。
同時に、社民党も阿部知子政調会長が離党し、みどりの風に入会するということを検討というニュースも流れた。うーん。社民党もいよいよかなあ。
もともと、いわゆる「第三極」はそのまま残りそうにない。
減税日本と立ち上がれが合流というニュースが流れたが、消費税増税反対と推進の党の合流というのも、政策にメーンのものであるにもかかわらずだ。そもそも、タカ派的理念が優先されているようだ。となると、そういう合流は成功しない。のっけから、維新の会との亀裂をよんでいる。どういう曲折をえるのかはよくわからないが、まだまだ、二転三転しそうだ。
となると、これまでの政党のままで残るのは、共産党と、自民党と、公明党か? だけど、自民党もすっかり安倍さんのもとで純化路線をとろそうだから、必ずしも明日は明らかではない。党の名前や歴史と、そこにある理念や目的などとともに、根本から考えてみたい政党の変遷と動向ではあるのだけれども。
« 大飯原発“関西電力の調査に疑問” | トップページ | [政党ウオッチ]安倍氏“政権奪還なら憲法解釈変更” »
「政治」カテゴリの記事
- 法案成立率98.3%=少数与党で修正急増―通常国会(2025.06.20)
- 誰が「問題児」を作るのか(2025.06.19)
- ショッキングなニュースが続く(2025.06.18)
- 舟を編む 〜私、辞書つくります〜(2025.06.17)
- 「研究力低下の要因」 無期転換ルール巡り、半数の国立大が回答(2025.06.16)
コメント