スペイン全土で百万人超デモ 緊縮策に抗議
うーん、ヨーロッパのいまをもっと聞きたいなあ。
スペイン全土で百万人超デモ 緊縮策に抗議(共同通信)ラホイ政権による緊縮策に抗議するゼネストが14日実施されたスペインの首都マドリードで同日夕から、数十万人が参加しデモ行進が行われた。首都を含めた全土では100万人を超える市民らが抗議し、警官と参加者の70人以上が衝突により負傷、120人超が拘束。主要メディアが伝えた。
マドリードのデモ参加者は「(ラホイ首相は)辞任しろ」とシュプレヒコールを上げた。一部が国会周辺に押しかけて警官隊と衝突し、警官隊はゴム弾などを使用した。
授業料値上げに抗議するために来たという女子学生(19)は「教育関連予算の削減は国の将来を切り捨てることだ」と話した。
ヨーロッパの経済危機はおおざっぱに言えば、アメリカ型金融経済万能論の破綻でしょう。それをより、新自由主義的に改革しようということに反発がおこっている。もともと、99%対1%のオキュパイは、マドリードではじまったもの。それがスペインに帰り、そして、今日はヨーロッパ全土で統一行動がおこなわれている。ここにヨーロッパの強みの1つがたぶんある。
日本では、保守政党も第三極も、新自由主義の花盛り。うーん。日本の政治が、よりよい方向にすすんでいくには、いまどんなことに腰をすえればいいのだろうか。
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