[政党ウオッチ]衆院選の投票先、自民23%・維新15% 民主は13% 本社世論調査
日経の世論調査。
衆院選の投票先、自民23%・維新15% 民主は13% 本社世論調査日本経済新聞社とテレビ東京が26~28日に実施した世論調査で、衆院選(12月4日公示、同16日投開票)で投票したい政党や投票したい候補者がいる政党を聞いたところ、自民党は衆院解散直後の前回調査(16~18日)から2ポイント下げたものの23%でトップを維持した。日本維新の会は15%で2位になり、民主党の13%を上回った。第三極が民自対決に割り込む展開が明確になった。
衆院選の投票先については政党名を読み上げて聞いた。公明党とみんなの党が4%、国民の生活が第一が3%、共産党が2%、減税日本・反TPP・脱原発を実現する党とみどりの風が1%。「まだ決めていない」「いえない・わからない」は合わせて32%だった。
前回調査した時点では、維新は太陽の党と合流していなかった。当時は維新と太陽がそれぞれ11%と4%だった。
衆院選比例代表11ブロックを8つにまとめた地域別では、自民党がすべてでトップ。維新は北関東、南関東、近畿、中国・四国、九州の5地域で民主党を上回った。
野田佳彦首相(民主党代表)と自民党の安倍晋三総裁の名前を挙げて「衆院選後の首相にふさわしいのはどちらか」を聞いた質問では、安倍氏が34%で野田首相の25%を上回った。ただ安倍氏は前回より3ポイント下げた。野田首相は横ばいだった。
実は、民主党と自民党の候補者への投票は、前回よりも減少している。維新も横ばい。その維新も期待しているかについては、期待するが54%から47%に減り、期待しないが35%から42%に増えている。選挙が近づくほど、まだきめていないが増えているのだ。これはあまりない傾向だ。そのぐらい、有権者の意識は流動化している。だからこそ、たとえば、革新・左翼の政党の支持がのびない障害になっていることな何かをよく考える必要があるのだ。政策的にまだ、その核心が伝わってないのならこの間の政策的な発展の努力の内容をつたえなくっちゃ!
しかもたとえば、共産党について言えば支持よりも投票のほうが率が低い。支持者も投票をきめていないのか?ほんとうにこれからの選挙に向けた活動は一刻もあらそうと痛感させられるなあ。
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