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2012/10/21

<まる見えリポート>止まらぬ看護師の離職 5年目までに半数退職

 ちょっと、気になるニュース。

<まる見えリポート>止まらぬ看護師の離職 5年目までに半数退職(伊勢新聞)

 県内の医療機関に勤務する看護師の離職が止まらない。県によると、経験年数が増すにつれて定着率は下がり、採用五年目までに約半分が職場を去っている厳しい状況だ。夜勤など過酷な労働環境が主な理由で、好待遇の病院などに集中する「偏在化」を指摘する意見もある。

 「仕事はとにかく大変」。県内の病院に勤務する採用五年未満の若手看護師が、日々の仕事について話した。勤務先の病院は三交代の勤務体制。朝から夕方まで働き、いったん帰宅して深夜に再び出勤し、翌日の朝までまた業務に当たる、といった毎日という。
 この看護師は、「生活は不規則で、曜日や時間も関係ない。患者の着替えやトイレの介助は力仕事になるので、腰が痛くなることもある」と説明。あまりの過酷さに体が悲鳴を上げたこともあり、「夜勤途中に倒れて、そのまま入院した。原因はストレスだった」と振り返った。
 それでも「自分が辞めたら、ほかの人に迷惑が掛かってしまう。結婚や出産のタイミングでもなければ、なかなか辞められない」とし、「辞めて次にやりたいことがあればいいが、今のところはない。一人前になるために、今は我慢の時だ」と自らを鼓舞している。
 だが、現状には満足していない。毎月の給料も「勤務に見合った金額はもらえていない」といい、「条件が良ければ月給で十万円くらい違う。いずれはもっと待遇のいい病院に移りたい」と本音を明かした。
    ■  ■
 県が昨年度まとめた報告書によると、県内の医療機関六十施設に勤務する看護師の定着率は、採用一年目が93・7%と最も高かったが、二年目は82・3%に低下。三、四年目はさらに低くなり、五年目の定着率は56・7%と最低だった。
 看護師一人が担当する患者数が多い施設ほど、定着率が低くなる傾向も。五年目の看護師を対象とした調査では、担当患者七人の施設の定着率は64・9%だったのに対し、担当患者十人の病院では49・2%、担当患者十三人の施設はゼロとなった。
 県内のある病院のベテラン看護師は、「北中部の都市部の病院は人が集まりやすいが、南部や山間部の病院では集まらない」と県内の現状を説明。その上で「毎年どれだけの人材を確保できるかの保証はなく、四月の採用の時期はいつも不安だ」と話した。
 看護師の離職が相次ぐ理由の一つとされるのが、平成十八年の診療報酬の改定だ。改定後は、実質的に看護師の人数の多い施設が多くの診療報酬を請求できるようになり、県医療企画課は「医療機関の間で看護師の争奪戦が起こり、待遇の良い大きな病院に人材が集中する偏在化が以前より顕著になった」とみている。…

 ここには書かれていないが人材不足から、二交代がひろがり、いっそう労働が過酷になっている。医療の崩壊が、看護の崩壊という形ですすんでいるさまが、うきぼりになる。この事態は、ほんとうに深刻だ。
 しかし、解決への筋は見えてこない。政治はいったどうなっているのだろうか?

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