双葉町、除染しなければ…「帰町までに150年」
うーん。木村さんのこの言葉は重いなあ。現実に、しっかり判断をしなくっちゃいけない。
双葉町、除染しなければ…「帰町までに150年」(福島民友)双葉町復興まちづくり委員の木村真三独協医大准教授は16日、同委員会で講演し、除染しなかった場合の私見とした上で、全ての町民が町内に帰還するまでに「少なくとも150年かかる」との意見を述べた。町内の空気中の放射線量や、放射性物質の飛散の状況から見解を示した。
木村氏によると、同町の放射線量は、低い所で毎時0.3マイクロシーベルト程度の地域がある一方、最も高い地域では15日現在、毎時20マイクロシーベルトを超えている。木村氏は私見とし「(放射線量が)これだけばらつきがある所に人は住めない」と語った。
全町民の帰還に要する150年間は除染しないことを前提とした。ただ木村氏は「こんなに高い線量の所を除染するのは意味がない」と指摘。放射性物質の物理的な減衰と、土中への浸透による遮蔽(しゃへい)効果を考えた場合でも「150年間は安心して住める地域にはならないのではないか」との見解を示した。
木村さんは、決して、極端な意見をいったりしない、慎重な判断をされているとは思うけどなあ。一般的な、基準としても、年5ミリシーベルト以下なら、「がまん値」だが、影響は少ないと言っていると思うが。それでも、こうした判断だということか。
双相の行政の、復興計画や、住民要望アンケートを集めて、読んで見始めている。そこから何が見えてくるかわからない。住民の不安はとてつもなく大きい。そこで、何ができるのか、何が求められているのか。
重い、重い、課題ばかりがある。
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