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2012/09/13

“空白の2年”が致命傷に 1年で300社以上の採用試験に落ち続けた40代男性

 ダイアモンド・オンラインは、いつも、なかなか光が当たらない問題を告発している。いまの連載は、「引きこもる大人たち」。すでに、引きこもりは年令もあがり、さらに、過酷な職場環境が新しい問題を生む。

“空白の2年”が致命傷に 1年で300社以上の採用試験に落ち続けた40代男性(ダイヤモンド・オンライン)

 引きこもりしていた中高年たちが、いまの日本で再就職しようと思っても、なかなかうまくいかない。
 40代前半のAさんの場合、この1年間に300社以上も応募し続けながら、採用が決まらなかったという。

元大手金融機関勤務なのに届くのは「お祈りメール」ばかり
 大手金融機関に勤務していたAさんは退職後、2年余りの“空白期間”を経て、再就職活動を開始した。それが、昨年9月のことだ。応募先は、一般企業だけでなく、公益法人、学校法人、官公庁など、多岐にわたる。
  「正社員で入ろうと思ったら、ハローワークに行ったり、求人サイトにも、自分の履歴書や職務経歴書を登録しておくと、関心を持った企業がアプローチして来たり、お勧めの会社を紹介するメールが送られてきたりするので、それを見て自分で応募します。人材紹介会社では、キャリアコンサルタントと会って、自分がどういうことをやってきたのか、どういう仕事を希望しているのかなどの話をしました」
 それこそ、Aさんは、毎日のように就職試験を受け続けた。1日に3社連続、トリプルヘッダーで、面接に臨んだこともある。
 夏の暑い日は、スーツにネクタイ姿がさすがにきつくて、スターバックスやタリーズなどで、へたばっていた。
 そして、面接を受けると、そのたびに「今後のご健闘をお祈り申し上げます」などの文言の入った『お祈りレター(メール)』という通知が届いた。なかには、求人しておきながら、“お祈り”が来た直後に、破たんした会社もある。
 さすがに、何度も心が折れそうになった。
 300社以上落ち続けたことについて、Aさんは、こう振り返る。
  「この歳になると、年功序列の会社は、給与が高くなるし、管理職としての能力を求められる。日本的なところでは“年下の上司の下で働けますか?”と言われることもある。それに、しばらく仕事の現場から離れていた。金融業界では、ほんの2年ほどの期間でも、急激に変わってしまい、現場で毎日、情報をやり取りしていないから、知識がアップデートできていない。必要なのは、日経新聞に出たようなみんなが知っている情報ではなく、大手町の飲食店で密かに会合を持ったときに仕入れたような話。現場から遠ざかっていたことが、結果的にマイナスだった」

 話は続く。

・全く役に立たなかった「ハローワーク」と「資格」
・一度社会を離脱すればなかなか再就職できない日本の現状
・ついに9月に就職先が決定 支えは親戚ではなく“近くの他人”

 人が人として生きていくことを、難しくしているのが、と個別化のもとで自己責任強いるいまの新自由主義の社会といえばいいのか。そのなかで、もう一度、人と人とをつなぐ、たたかいがはじまっているといえばいいのか。

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