オキナワとグアム~島が問う アジア・太平洋の未来~
今日のETV特集。
オスプレイ配備、普天間基地移設問題で揺れる沖縄。その背景には、中国の台頭を受け、新たな安全保障体制構築に動き出したアメリカの軍の再編計画がある。 昨年末、アジア太平洋地域を最重要地域にすると宣言したアメリカは、沖縄に集中する海兵隊兵力を分散させ、柔軟で効果的な米軍の再配置に乗り出した。 沖縄の海兵隊兵力の多くを移動させる候補地となったアメリカ領の島・グアム。そのグアムから、今年5月15日、復帰40年を迎えた沖縄にやってきた人々がいる。彼らは、島の住民同士として沖縄県民と語らい、自分たちの未来を自分たちで決めることの大切さを訴えた。 一方、沖縄でも、日米同盟強化を謳った防衛大綱に沿って、自衛隊を新たに配備する計画が進んでいる。日本最西端にある与那国島では、自衛隊の受け入れを巡って住民投票を求める声があがった。 沖縄とグアム―。国家の政策に翻弄される島の住民たちが今、問おうとしていることは何かを探る。
沖縄のいま、普天間、そして高江の人々。グアムの歴史と、そして基地化の進行に抗する人々。おもしろかったのが、与那国の人々と台湾の人々との交流。国境ということについて、沖縄の人々がどう考えているのかということがよくわかる。軍事ではなく、平和的な外交の大事さがしみるとりくみ。
誠実につくられた番組だとは思うけど、アメリカの戦略や基地と経済の問題など、大事なことがちりばめされすぎてきて、もう少し時間をつかったものにしてほしいという感じで、消化不良も多かったような感じかなあ。
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