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2012/08/01

生活保護バッシングの陰で頻発する餓死・孤立死事件~2012年秋とりまとめ予定の「生活支援戦略」策定上の課題を考える~

2yzg8 水曜の官邸前は、最初の週は非戦の演劇の会に、先週は印刷工場、そして、今週はこの日弁連の集会で。来週こそは、来週はデモもあるそうだし。

 だけど、集会のほうは、おもしろかったです。
 まず最初に、厚生労働省から、「孤立死防止のための国の取組内容」について、矢田宏人厚生労働省社会・援護局地域福祉課長が、つづいて、「生活保護制度の見直しなど『生活支援戦略』の取りまとめに向けた検討状況」んついて古川夏樹厚生労働省社会・援護局保護課長が、報告。後の、吉永さんの情勢報告にかかわるわけだけど、役人の話には一路、生保改悪への巻き返しがすすんでいるという感じではない。寄り添い型のサポートだとか、実態と要求はそれなりに反映されている。だけど、最後の方になると、不正受給、運用問題から、いわゆる”適正化”の話になっていく。うーん。吉永さんはせめぎ合いという表現をつかったが、政治の分野では、完全に保守の巻き返しの様相。官僚は必死に調整しているという感じなんだろうか。

 基調報告の岩田先生の話は、データによる生活保護の分析の話が、とても勉強になる。全体的に受給者は増え、とくに、高齢者が増える。開始年齢でいうと、ここのところ50代が急増しているが、70以上はずっと増えている。結局、高齢者の収入減と、中高年齢層の経済困難、そして20代母子家庭というのがうきぼりになる。すると、就労支援だけでいいのか。
 実際の要因は複合的。そういうなかで支援の在り方が模索される。
 パネルディスカッションは、岩田先生に雨宮処凛さんと稲葉剛さん。司会は尾藤弁護士。この間、いろんなところで、お話を聞いているので、新しい話があったわけではないけど、稲葉さんのスティグマの話はいつもながら考えさせられる。
 終わりの挨拶の竹下さんは一言でビシッと。感動した。介護のために生活保護を申請したが断られ心中に失敗して尊属殺人にとわれた被告人に、裁判長が「裁かれたのは制度だ」といった言葉を紹介。

 議論ははっきりしている。だけど、保守政治の巻き返しを許しているのは、いまだに圧倒的な世論の合意を勝ち取れていないこともあると思う。そういうところも心して、議論したいと思う。

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