福島のメル友へ 長崎の被爆者より
明日は広島の日。いまは、やはり原爆と原発を考えさせられる。
実はね、ボクは、8月の原水爆禁止世界大会には参加したことがないのです。はは。そういう人もいます。だけど、その世界大会で、浪江町長が発言した。(原水協系の大会)
原水禁世界大会:「再生エネ集約、町の電気賄う」浪江町長(毎日新聞)広島平和記念式典に参列する福島県浪江町の馬場有(たもつ)町長が5日、広島市で開催中の原水爆禁止世界大会(原水協系)のシンポジウムに出席した。福島第1原発事故で全町避難が続く町の復興ビジョンを説明し、「脱原発を目指して自然再生エネルギーを集約化させ、私どもの町の電気は私どもで賄っていく」と語った。
また、事故後に子どもたちが転校を余儀なくされたことに触れ、「子どもたちが浪江町を忘れないよう、大人の責任として故郷を再生していかなくてはならない」と訴えた。シンポジウム後の取材で馬場町長は「私どもと同じく放射線被害を受けた土地が、再生することができた。そのエネルギーを感じたい」と話した。
馬場町長は6日の式典参列後、広島の被爆者団体を訪問し、福島からの避難者とも懇談する。
同じように、今日のETV特集。被曝とは何か。いろいろ考えさせられる番組。
メールの交換で、親交を深める82歳の男性と17歳の少女がいます。長崎で被爆した廣瀬方人さんと、福島の高校3年佐藤木綿子さん。去年、木綿子さんが修学旅行で長崎を訪れ、廣瀬さんの被爆体験を聞いたのがきっかけで出会った二人。木綿子さんは、何気ないつぶやきの中で放射能汚染の不安を打ち明けます。あの日から変わった日常、そして先の見えない将来。一方、廣瀬さん。15歳で被爆し、50年以上原爆の恐ろしさを訴えてきました。木綿子さんの不安をやわらげようとメッセージを送る日々。しかし、ナガサキと同じ苦しみを背負うかもしれないフクシマの子供たちに心を痛めています。 世代を越え、遠く離れながらも、心通わす二人。互いが生きる“ヒバクの今”を描きます。
被曝の影響は、いまだ必ずしも社会の共通認識になっているわけではない。少なくとも、政策のうえではそういう現実がある。だけど、放射能の時代に不安と困難をかかえて生きるというの事実。社会がそこにどう向き合うのか。そのことの重みに、胸を締め付けられるというか。ちゃんと考え、前にすすめていかないとと痛感させられる。
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