なぜ、人は平気で「いじめ」をするのか? 透明な暴力と向き合うために
加野さんという方の本。事件がおきて慌てて読むところがつらい。反省をせまられる。これだけでも、じつは目の前にあったことがわかる。本が出たのは去年の9月だもの。
本の内容としては、いじめの入門書。社会心理学的ないじめの構造論の基本をおさえつつ、いまの子どもの社会ものぞいてみせる。いじめは世界にあるのだけど、日本的特質にも迫る。いじめがおこなわれる日本の学校の特徴も明らかにする。そして、いじめと向き合う方策をさぐる。
いじめの実際の書き出しはリアルだけど、後半になるほど、生々しい子ども世界への接近は、ちょっと淡泊な感じ。だけど、そんなに解決が容易でないことは、理解できる。それは実は不登校というものと同じ側面があるのかもしれない。
そして、著者も、この本も、最後まで悩み続け、明確な答えはない。問題の視野を広げるべきなのか、それは半分。こういう本がこだわる視点について追求すべき。これも半分。などと、いろいろ考える。
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