« 琉球新報社説 県民大会開催へ 日米安保崩壊への警告だ | トップページ | 国会事故調:原発事故「明らかに人災」…報告書 »

2012/07/05

「生活苦しい」初めて6割超す 11年国民生活基礎調査

 これって、そうとう大きなニュースだと思うけど、テレビでもさらっとしたとりあげられないんだよなあ。

「生活苦しい」初めて6割超す 11年国民生活基礎調査(朝日新聞)

 全国の世帯を対象にした昨年の国民生活基礎調査で、「生活が苦しい」と答えた世帯が初めて6割を超えた。厚生労働省が5日に結果を公表した。東日本大震災から間もない調査だったことから、同省は「不安感や喪失感が反映されたのではないか」とみている。
 昨年6~7月に被災3県(岩手、宮城、福島)を除く44都道府県で調査し、約4万6千世帯から回答を得た。暮らしの状況について「大変苦しい」「やや苦しい」と答えた世帯の割合は、1986年の調査開始以降で最も高い61.5%。子どものいる世帯に限ってみると69.4%に達した。
 また、2010年の1世帯当たりの平均所得は538万円で、前年(同じ44都道府県で比較)より13.2万円下がった。非正規社員の割合は38.8%で、前年より1.5ポイント増えた。

 調査の実物はここ。

 だけど、朝日の記事もちょっとミスリードだと思う。生活が苦しいと感じている人の増加が問題の核心ではない。中心的な問題は所得そのものの減少にある。
 2010年の1世帯当たりの平均所得が、前年より13万2000円減って538万円。これは1988年とほぼ同じ低水準で、最も高かった1994年と比べ126万2000円減少。もっとよくみていくと、全世帯の中央値は427万円。もっとも世帯数の多いのは300~400万円の13・6%。それ以下の世帯が100万円未満6・5%、100~200万円13・1%、200~300万円13・3%となり、200万円未満の世帯が2割となる。
 こうした貧困化がすすんでいることが、国民的に共有されるような報道がなされないし、そうした認識のうえで、政策が議論されないから、消費税増税や社会保障の削減など、とんでもない話がおこってしまう。

 日本社会はかなり危険な状態であることは否定できない。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

« 琉球新報社説 県民大会開催へ 日米安保崩壊への警告だ | トップページ | 国会事故調:原発事故「明らかに人災」…報告書 »

政治」カテゴリの記事

経済」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/59689/55129053

この記事へのトラックバック一覧です: 「生活苦しい」初めて6割超す 11年国民生活基礎調査:

« 琉球新報社説 県民大会開催へ 日米安保崩壊への警告だ | トップページ | 国会事故調:原発事故「明らかに人災」…報告書 »

無料ブログはココログ
2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31