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2012/07/16

成果上げているのに… 学校ソーシャルワーカー激減

 法政の児美川さんが、FBでつぶやいていたので知った地方紙のニュース。これは、ちゃんとクリップしておいた方がいいと思う。

成果上げているのに… 学校ソーシャルワーカー激減 (佐賀新聞)

 子どもの家庭環境の問題解決を社会福祉面からサポートするスクールソーシャルワーカー(SSW)の県内市町の配置人数が30人から14人に激減した。国の補助が全額から3分の1に減額される一方、「常勤嘱託採用」という〝身分統一〟が人材確保に足かせになったもよう。不登校の改善など成果が上がっているだけに、現場では戸惑いの声が上がっている。
 SSW配置事業は、国の委託事業として昨年度スタートした。県内では13市町が、社会福祉士や精神保健福祉士、元教員ら30人を配置。学校や福祉事務所、児童相談所、警察など関係機関と連携して非行やいじめ、生活困窮などの問題解決に取り組んできた。拠点校に常駐して各校を巡回する形や、現場からの要請で家庭訪問する形など、活動の形式はさまざまだった。
 本年度は、国が急きょ委託事業から補助事業に切り替えたため、補助額が4900万円から1300万円に激減。減額分として県が2600万円を予算化したが、前年より1000万円分ほど事業規模縮小した。また、試行段階のため市町でまちまちだった勤務形態や処遇を、県が月16日勤務の嘱託職員に統一。時間勤務の非常勤を複数採用していた市町が多かったため、本年度の配置人数は12市町で14人となった。
 白石町は昨年度、元教師1人を非常勤として採用。本年度も継続したが、他の仕事と兼務しているため月16日勤務の条件をクリアできず、町予算約60万円を使う独自運用にせざるを得なかった。
 同町では、教師らの面会を2年間拒んでいた不登校生徒の保護者がSSWの助言で関係修復できたり、不登校が改善するなど懸案事項3、4件が解決している。それだけに町教委は「常勤が可能な人材の有無など地域ごとに事情が違うので、多様な運用を認めてほしい」と語る。
 時間勤務の非常勤6人を採用していた鹿島市は本年度は1人に激減した。1人で1、2校を担当していたのが、市内9小中学校すべてをみることに。「不登校気味の子どもがいればすぐ家庭訪問するなど対応できていた。1人では即応は難しい」と市教委。国の緊急雇用対策の補助金を活用して2学期から非常勤を8人採用する予定だが「これもいつまでできるか不透明」と不安を明かす。
 県学校教育課では「急に方針が変わって正直戸惑っており、取りやめた県もあると聞いている。県教委では不登校、いじめ解消を重点施策として位置づけているので、何とか続けていきたい」と話す。

 もともと、財務省主導で予算化されたのが出発という不思議な制度でもあるのだけれども、これが構造改革化のさまざまな子どもの問題にむきあっていくうえで大きな力を発揮することになる。教育と福祉の結合というもっとも必要とされた分野に光をあてた。だけど、翌年には予算が半減され。いまや風前の灯火だ。
 もともと、各学校に配置されるような潤沢な制度ではなかった。ほんとうは、そういう拡充が求められる。ひっしでがんばっているSSWの人たちを、さらに追い込む事態は何とかしないと。
 ほんとうに、教育政策は、子どもが、現実が必要とするものに向き合わない。「この間の子ども・若者支援は,新自由主義スキームであるうえに,根性が座ってなくて予算的な意味でしょぼい」と、児美川さんをして、言わせるんだもん。

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