教諭自殺:東京高裁も公務災害を認定 補償基金の控訴棄却
うれしいニュース。
教諭自殺:東京高裁も公務災害を認定 補償基金の控訴棄却静岡県磐田市の市立小学校教諭だった木村百合子さん(当時24歳)の自殺を巡って争われた訴訟の控訴審判決で東京高裁(三輪和雄裁判長)は19日、遺族側の主張を認めて公務災害と認定した1審・静岡地裁判決(11年12月)を支持し、地方公務員災害補償基金の控訴を棄却した。判決後、父憲二さん(62)は東京・霞が関の司法記者クラブで記者会見し「判決が教育現場の改善に生かされることを期待したい」と話した。
高裁判決などによると、木村さんは04年4月に新任教諭として着任。クラス運営に悩み、同5月中旬にうつ病を発症、同9月に自殺した。遺族は同基金に公務災害の認定を求めたが、基金は06年8月に「公務外」と認定し、訴訟に発展した。
高裁判決は「クラス内で児童による深刻な問題行動が多発し、対応に追われた状況があり、新任教諭には強度の心理的負荷があった」と述べ、学校側の支援体制も不十分だったと指摘。その上で「公務による心理的負担はうつ病を発症させる程度に過重で、公務と自殺との間に因果関係が認められる」と判断した。
一審は完璧な勝訴。二審の内容はしらないし、まだ判決文は見ていないけど、スピード審議の二審でも、ほとんど新しい論点はなかったんだろうなあ。すごく良かった。この裁判の意義は大きいと思う。いろいろ教育現場の問題が言われる。それだけに、実際の教育現場に何がおこっているのかを深く考えたいとも思う。教師たちをめぐって、何がおこっておるのか。若い教師たちはどうして追い込まれるのか。それが、なぜ生まれるのか。
そして、子どもたちの、自身の身の上におこっている問題に必死で向き合おうとしている教師たちの取り組みについても、しっかり見て行きたいと思う。教育と学校に広がる深い病理を打開して行くには、もちろん外の力も大事だけど、学校のなかの、教育の営みの回復が基本だと信じたい。そのために必要なこと、そういう可能性をやっぱり考えたいと、そう思うもの。
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