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2012/07/17

発信箱:「基地」を笑う=大治朋子(外信部)

61on1zphl 毎日新聞の大治さんがお笑い米軍基地のことを紹介している。ことしの公演は、尖閣諸島あり、オスプレイありかあ。一度、見てみたいなあ。生で。

発信箱:「基地」を笑う=大治朋子(外信部)(毎日新聞)

 沖縄で大人気のコント「お笑い米軍基地」の公演を名護市内で見た。若手芸人たちが、基地問題を辛口の風刺で笑いに変える。
 観客席が最も沸いたのは「尖閣諸島」ネタだった。玩具売り場で東京都知事と同じシンタロウという名前の男の子が「尖閣諸島」のおもちゃをママにせがむ。そこに中国人らしき男たちが現れ、「尖閣」を取ろうとする。警備員が、不審船を見つけた海上保安庁のように「君たち、出て行きなさーい」と叫ぶが、なかなか出て行かない。
 そして上階に入店する「アメリカさん」の登場。迷彩服の男たちがハリセンで「シンタロウ」から「中国人」まで、全員をぶったたいてこう言う。「このデパートはぁ、アメリカーがいるからもってるんじゃないのかぁ」。米国産のビーフジャーキーを買えと全員に迫り、断るとまたたたく。店員がつぶやく。「早く出て行けばいいのによ」
 そう、「デパート」は沖縄で、「アメリカさん」は米軍基地だ。米軍がいるから沖縄は安全、という「定説」を皮肉っている。
 笑いの底に見え隠れするのは深い怒りだ。東京で「売れない芸人」だった那覇市出身の小波津(こはつ)正光さん(37)がシリーズを思いついたきっかけは、04年夏の沖縄国際大への米軍ヘリ墜落事故だった。当時、本土はアテネ五輪に興じていた。「アテネで聖火が燃え上がっていたころ、沖縄ではヘリが燃え上がってた」。思わず口にしたネタが大うけしたという。

 でも、毎日新聞の記者でも、ちゃんと取材で見に行けるんだとうらやましくなる。くそ。

 記事を読むだけでも、楽しくなる。去年はDVDのVol6を買った。この記事を読んで、思わずVol7を注文した次第。もちろん、自腹でね。早く来い来い! 楽しみだあ。

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コメント

どうせなら、尖閣諸島では無く、北方領土をネタにすれば、もっと面白い話になるのでは
無いでしょうか。
シンタロウは、最後には逆転の罠に嵌って一網打尽にされることになるし、それを上手く
外交カードに利用することで、北方領土の中の2島は間違いなく日本に戻ると同時に、
千島列島と樺太に関しては、最終的に日露両属となって、お互いに自由に交流出来る
ばかりでなく、千島列島に関しては、日米の安全保障の適用範囲になることで、アメリカ
にとっても国益に結びつくという結果となる結末となり、シンタロウにとっては、本当の意味
での最後のご奉公と言うことになれば、少しはマシなのでは無いでしょうか。

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