元従軍慰安婦の写真展開催、東京地裁の仮処分受け
何ともはや。
元従軍慰安婦の写真展開催、東京地裁の仮処分受け(ウォールストリートジャーナル)東京都新宿区のニコンサロンで26日から、韓国人写真家の安世鴻氏による元朝鮮人従軍慰安婦の写真展が始まった。ニコンは先月、写真展の開催中止を決定したが、東京地裁がニコンに対し予定通り会場を使用させるよう命じる仮処分を出したためだ。ニコンは東京地裁に異議を申し立てている。
ニコンの広報担当者は、今回の地裁の判断に逆らうようなことはしないが、写真展が終了する7月9日までにニコン側の要求が通れば、いつでも中止する予定だと述べた。
写真展の開催をめぐっては日韓両国に強い感情的な反応が巻き起こった。ニコンは写真展の開催をいったんは承諾したものの、写真展に対する抗議が殺到したことから、先月になって突然、中止を決定した。安氏はこれを不服としてニコンが予定通り写真展を開催するよう求める訴えを東京地裁に起こし、伊丹恭裁判長は22日、ニコンに写真展の開催を命じる仮処分を出した。
写真展は「重重―中国に残された朝鮮人元日本軍『慰安婦』の女性たち」と表題がつけられている。
写真展の中止を決定した際、ニコンは安氏にその理由を提示しなかった。安氏の広報担当者は、ニコンが中止の理由として裁判所に提出した書類を公表した。そこには「本写真展も政治活動の一環として行われるものであり、『政治性』を有することが明らかになった。そこで、ニコンは、ニコンサロン写真展の本来の目的に合致しないことが明白となったので、展示という便宜の提供を中止することにした」とある。
ニコンの広報担当者は、現在係争中であることを理由に、この書類の真偽についてはコメントを控えた。
伊丹裁判長は写真の政治目的は写真展を中止する理由として無効であるとしている。仮処分決定文の中で、「写真展が政治性を有し、あるいは政治活動としての意味を有するものであるとしても、それは、写真文化の向上という目的と併存し得るものである」と伊丹裁判長は書いている。
安氏は10年にわたり、従軍慰安婦の写真を撮影し続けており、日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA)のビデオインタビューの中で、写真展のタイトル「重重」の意味を説明している。写真展を紹介するハガキの写真を掲げ、安氏は「おばあさんの顔の皺が重なっている。70年前に慰安婦の被害を受けた。その苦痛が戦後も断絶せず、継続して現在でも続いている。苦痛が大きな塊になっている」と述べた。
写真展がどのくらい反発を買うのかは不透明だ。あるブロガーは「これ開催したらニコンは日本にいられなくなるだろう」と書いている。
日本共産党の新聞『赤旗』は「表現の自由守った」として東京地裁の決定を歓迎した。
綿井さんの報告によると会場の外にの告知を見る限りでは、新宿ニコンサロンでは、日大芸術学部写真学科の写真展だけが開催されているようなのだそうだ。そして、はいる際には、厳重なボディチェックもされるそうだ。いつからこんな国になってしまったのだろうか? ニコンサロンのホームページには、「6/26 (火) ~7/9 (月)
安世鴻写真展は諸般の事情により中止することといたしておりましたが、東京地方裁判所から、「ニコンサロンを安世鴻氏の写真展のために仮に使用させなければならない」との仮処分が発令されましたので、これに従って、安世鴻氏に対し新宿ニコンサロンを仮にご使用いただくことといたしました。(現在、東京地方裁判所へ保全異議申立中です)」とだけあって、写真展の紹介もない。」
写真展の案内は重重プロジェクトのHPで。
明日にでも行ってみなくっちゃ。
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