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2012/05/02

パラサイト中年:300万人に 失業率は世代平均の倍

 まずは学生の生の実態からはじめたいよね。

文科省 大卒の契約社員を調査へ(NHKニュース)

 大学を卒業したあと契約社員などになった人たちを把握しようと、文部科学省は、昭和23年度から行っている「学校基本調査」を抜本的に見直し、「就職」の項目を初めて正社員と契約社員の2つに分けて調べることになりました。
 文部科学省が実施する「学校基本調査」は、すべての大学生の進路先などを集計し公表しています。
しかし、この10年余りで正社員だけでなく、契約社員などが増加しているにもかかわらず、大学生の進路で最も多い「就職」の項目には、雇用形態の区分がありませんでした。このため、昨年度の学校基本調査で、卒業した大学生の就職率として公表された61.6%のなかには、契約社員としての就職などがかなり含まれているのに、その詳細が分からないと指摘されています。
 こうした指摘を受けて、文部科学省は、昭和23年度から行っている「学校基本調査」を今年度から抜本的に見直し、「就職」の項目を初めて、雇用契約に期限がない正社員と契約に期限がある契約社員の2つに分けて調べることにしました。多くの大学は、これまで正社員と契約社員を分けない就職率を公表していましたが、今後、学校基本調査の見直しのように変更を迫られる可能性があります。…

 学生のために、何をしなきゃいけないのか。大学も、社会も、政治も。ずっと見過ごされてきたわけなんだもん。だけど、正直、どこまで文部科学省も対応するのかはちょっとね。大学生の勉強時間も、彼らは、量的なものしか調べようとしないんだもん。大学生の学びをめぐってなにがおこっているのか? そして、学ぶ上での条件は(たとえばバイトにおいまくられる現状=その背景の高学費など)まったく無関心なんだもんね。
 そして、その積み重ねの結果がこれでしょう。

パラサイト中年:300万人に 失業率は世代平均の倍(毎日新聞)

 35〜44歳の6人に1人、約300万人が未婚のまま親と同居していることが、総務省統計研修所が昨年まとめた推計で明らかになった。90年代に指摘された当時20〜30代の「パラサイト・シングル」(親に依存する未婚者)の多くが、中年世代になっても依存を続けているとみられる。
 10年9月に実施した同省の労働力調査を基に、統計研修所が推計。35〜44歳で親と同居する未婚者は295万人。同世代の16.1%で、90年の112万人(同世代の5.7%)、00年の159万人(同10%)から急増した。雇用も不安定で、完全失業率は11.5%と同世代全体(4.8%)の2倍以上。非正規雇用率(契約期間1年以下)も、データのある80年以降で初めて全体(11%)を上回り、11.2%に上昇した。
 「パラサイト・シングル」を造語した山田昌弘・中央大教授(家族社会学)らの分析でも、両親と同居する35歳以上の未婚者の平均年収は、94年の204万円から10年後には138万円に減少。気ままな若者の代名詞だったパラサイト像は変質し、統計研修所の西文彦教官は「経済的余裕がなくなり同居を長引かせているのでは」と話す。

 赤木智弘が『「丸山眞男」をひっぱたきたい 31歳フリーター。希望は、戦争。』と言って、もう5年ほどたつのだろうか。結局、メディアに消費されつくした論説になってしまったけど、ほんとうのそこで議論されるべきことが忘れさられて、若者だけでは片付かない、深刻な問題がそこに生じている。そして、それはこれからますますということが予想されるし、付随して、いろいろな事件が起きることも…。
 そのことにもやはり社会の中枢にいる人は無関心であり、無理解である。

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