真実 新聞が警察に跪いた日
やっぱり悔しくって、涙が出てくる。そして、いまの日本はいまだこういう社会にある。
道警裏金問題を追いかけ、そして警察に屈服した道新の顛末である。
読んでいて思うこと。なによりも大手新聞というものの権力との近さ、さらに一体となる姿。日本の大手紙は、実は自立した存在であった歴史がないのかもしれない。
2つめに、権力と一体化したマスメディアでは何がおこるのか。保身と読者、住民から離れるその姿。
3つめに今更ながらの権力とものの力の大きさ、そのしたたかさ。決して侮ることは出来ない。
もちろんそういうことを前提としながら、実際に展開しているのは自主規制ということなのかもしれない。だけど、ここにはその根底が示されているのだろうなあ。
それでも、権力の横暴を抑え、社会を変えて行くには、メディアが変わることが不可欠でもあろう。そのためにも、まず、こうしたメディアの現状のなかでボクらは活動し、生きているということの強い自覚が必要か。
だけど、たたかう人はいるだろう。メディアのなかでも、そとでも。
この著者は、いまふるさと高知で記者をしているそうだ。
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