« 政府 若年雇用戦略 原案の問題点 | トップページ | 比例定数80削減反対!国民の声が届く国会へ!5・30学習決起集会 »

2012/05/30

扶養義務と生活保護制度の関係の正しい理解と冷静な議論のために

20120530_144804 今日は午後から生活保護問題全国会議の記者会見に行ってきた。まずは、稲葉さんや弁護士の林さんによるこの間の、全国会議の見解の説明。
 今日は、「扶養義務と生活保護制度の関係の正しい理解と冷静な議論のために」という文章も発表している。今回の問題を、「扶養を保護の要件とすることは,救貧法時代の前近代社会に回帰する大『改正』であり,ただでさえ『スティグマ(恥の烙印)』が強くて利用しにくい生活保護制度をほとんど利用できないものとし,餓死・孤立死・自殺の増加を招くことが必至である。」と警告している。

 後半では、生活保護の当事者が発言し、それが胸をうった。今回の事件で当事者は、ほんとうにきつい思いをしている。ただでさえ、スティグマに苦しんでいるのに、外にでるのすらつらい人も生まれているという。もともと、その苦しみを来てくれ人も場もない人たちだ。
 貧困と生活保護の実相をもっと目に見えるようにしなければいけない。

 しかし、自民党はこの間、社会保障改革の政策を矢継ぎ早にだしているが、生活保護でも政策を発表している。それがこれ。
1. 生活保護給付水準の 10%引き下げ
2. 医療費扶助を大幅に抑制
3. 現金給付から現物給付へ
4. 働ける層(稼働層)の自立支援、公的機関での採用等の就労支援
5. ケースワーカー業務の改善、調査権限の強化で不正受給を防止
6. 中期的な取り組み(就労可能者の区分対応と貧困の連鎖の防止)
 野田首相は、4から5つは同じだと言う。ほとんど実態を知らない人たちの議論。片山さんの議論が典型だけど、もはや生活保護は社会保障の対象でない。がぎられた貧民への最低限の救済策という意識だ。どんなに人権がふみにじられても無関心としかいいようがない。

 だから当事者の声がやっぱりいま大切だ。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

« 政府 若年雇用戦略 原案の問題点 | トップページ | 比例定数80削減反対!国民の声が届く国会へ!5・30学習決起集会 »

政治」カテゴリの記事

経済」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/59689/54838260

この記事へのトラックバック一覧です: 扶養義務と生活保護制度の関係の正しい理解と冷静な議論のために:

« 政府 若年雇用戦略 原案の問題点 | トップページ | 比例定数80削減反対!国民の声が届く国会へ!5・30学習決起集会 »

無料ブログはココログ
2017年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31