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2012/05/24

原発推進側有利に表現変更 勉強会後、原子力委

 NHKの経営委員長は国民の批判の前に辞任し、原子力ムラの姿をいっそうあらわにしたけれども、やはりこの原子力ムラっていうものはすごいようだ。

原発推進側有利に表現変更 勉強会後、原子力委(共同通信)

 核燃料サイクル政策の見直しを議論している国の原子力委員会が、電力業界など原発推進側を集めた勉強会で報告書原案を事前に示していた問題で、勉強会後にまとめられた報告書案は原案と比べ、推進側に有利となる表現に変更されていたことが24日、分かった。
 核燃サイクルの見直しでは、原発の使用済み燃料を再処理する現行路線や、燃料をごみとして地下に埋める地中廃棄、両者併存の三つの政策選択肢が議論されている。
 勉強会は4月24日に開催。その際に示された原案では、燃料を全量地中廃棄する場合は「総費用においては有利」と記載されていた。

 そして、こういう小委員会の議論になっているのだろうか?
 ますます、公の議論が信頼されなくなるのだけど。結局は、対策がすすまない根本問題は、こうしたことにあるということにどうして気づかないのかなあ。

 ボクらはこの社会の成り立ちをきちんと理解した方がいいのだろうなって、思う。第1、原子力ムラというもののありよう。第2に、より本質的には、権力をもったムラの住民たちは、その力で自身とそのムラの利益を擁護し、その権力を簡単には手放そうとはしないこと。だから、多くの人の知恵で、それを包囲しなければいけないということを。かあ。

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