障害者の56%が年収100万円以下 きょうされん調査
先日、NHKが報道したときに書いたけど、今日の赤旗が詳報。
障害者の56%が年収100万円以下 きょうされん調査(しんぶん赤旗)障害福祉施設や就労支援事業所で働く障害者の5割以上が年収100万円以下で生活している実態が、全国の小規模作業所などでつくる「きょうされん」の調査で明らかになりました。
きょうされん加盟の作業所や全国社会就労センター協議会などの施設で働く全国の障害者約1万人から回答を得ました。
年金や障害手当、生活保護、賃金、工賃などの収入が100万円以下の人が56・1%。年収200万円以下で99%を占めました。国税庁の民間給与実態統計調査によると、年収100万円以下は7・9%で、200万円以下は22・9%(2010年)。障害者の所得水準の厳しさが浮き彫りとなりました。
授産施設や作業所などで得る平均工賃は月額1万3079円(10年度、厚生労働省)にすぎません。働いて得た収入だけでは自立した生活は困難です。障害年金を受給する人は、回答者の86・7%にあたる7504人。そのうち、障害基礎年金を受けている人は6343人(84・5%)でした。障害厚生年金の受給者は393人でした。
生活保護を受給している障害者は1割に及んでいました。全人口に対する生保受給割合の約1・6%の6倍以上となります。障害者が生活保護を利用しないと生活できない実態が明らかになりました。また、年金を受給しながら生活保護を利用する人も6・3%います。
これがその調査結果。
日本の貧困線は112万円だから、56%以上の人が貧困にあることになる。障害基礎年金が低すぎるのだ。権利条約の時代、こうした年金や雇用の問題など解決すべきことはたくさんある。にもかかわらず、そうした問題の議論のうえに提案された骨格提言を無視して、障害者総合支援法案なるものが強行されようとしている。正面から、制度のあり方の見直しが求めらているにもかかわらず、政治はそのこと、当事者の声を無視し続けるというのだろうか!
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