「憲法改正の必要がある」6割近く FNN世論調査
調査によっては大きくぶれそうな結果である。
「憲法改正の必要がある」6割近く FNN世論調査(FNNニュース)憲法記念日を前に、FNNの世論調査で、憲法改正の是非について尋ねたところ、6割近くの人が「憲法を改正する必要がある」と答えた。
今の憲法を改正する必要があると「思う」と答えた人は6割近く(57.6%)、「思わない」は3割(30.4%)だった。
憲法を改正するとした場合、「自衛隊の位置づけを明確にするべきだ」と「思う」は7割(71.7%)、「集団的自衛権を認め、明文化するべきだ」と「思う」は6割(62.1%)だった。
「有事を含む非常事態で、政府や国民がどのように対応するべきか明記するべきだ」と「思う」は7割を超え(74.5%)、さらに、6割を超える人(65.1%)が、「危機管理のため、首相の権限を強化するべきだ」と「思う」と答えた。
また、「衆議院と参議院を統合して、1院制にするべきだ」と「思う」は半数を超え(53.2%)、「思わない」は3割台(38.6%)にとどまっている。
一方、「天皇を国の元首だと明記するべきかどうか」と「憲法改正の発議要件を緩和するべきかどうか」については、「思う」と「思わない」が拮抗(きっこう)した。
「実際に憲法改正をめぐる国民投票に投票したいか」を尋ねたところ、実に8割の人(81.5%)が、投票したいと「思う」と答えた。
実際、これはフジ・産経グループの調査である。調査の場所や聞き方が変わると大きく変化しそうである。
たとえば、中日新聞。
憲法9条守る?変える? 総曲輪 有志が通行人に問う(中日新聞)三日の憲法記念日を前に、戦争放棄を定めた憲法九条の改正について賛否を問うシール投票が三十日、富山市の総曲輪商店街であった。結果は、「守る」が百八十票で最多、「分からない」が六十四票、「変える」が三十六票だった。
投票は、自民党が新憲法草案を策定するなど改憲の動きが進む中、9条全国投票の会が四月下旬から全国四十七カ所で実施している。富山では、同会の呼び掛けに賛同した有志ら十一人が「憲法九条について投票をお願いします」と通行人に協力を求め、二百八十人がそれぞれの意思でパネルにシールを貼った。
「守る」に投票した市内の事務代行業女性(59)は「武力では解決にならない」と話し、「変える」に投じた市内の主婦(79)は「理念は分かるけど、東アジア情勢を考えると現実的でない」と話した。
だけど、北朝鮮、中国脅威論が煽られ、意識が流動化しているのも事実。軽視は決してできない。だけど、アジアの平和的な話し合いの環境を世論は根強い。
こうしたなが、改憲案が矢継ぎ早に。みんなの党は記者会見で改憲をぶちあげた。そして、たち日はこれ。
産経新聞がキャンペーンの真っ最中である。まあ、東さんまでは、改憲案をぶち上げる始末だから。
改憲派の攻勢にしっかり対応しなくてはいけないのだなあ。
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