25日に憲法改正案提出へ 一院制議連
ああそうなんだ。いろいろ考えさせられた。
25日に憲法改正案提出へ 一院制議連(産経新聞)民主、自民、公明各党など超党派の「衆参対等統合一院制国会実現議員連盟」(一院制議連、会長・衛藤征士郎衆院副議長)が、国会を一院制とする憲法42条改正案を25日に横路孝弘衆院議長へ提出することが24日、分かった。
受理されれば初の改憲原案の提出となるが、議員立法の提出の際に条件となる各党の承認を得ていないことから、衆院議院運営委員会が取り扱いを協議する見通しだ。
議員連盟関係者によると、提出者には与野党の閣僚経験者など12人が名を連ね、提出条件となる賛同者100人は、衛藤氏が提出までに人選する。
議員連盟は19日の総会で改正案を今国会に提出する方針を確認。提出時期は衛藤氏に一任していた。
何よりも、国会に改憲案が正式に提出されたのは、日本国憲法のもとでははじめてなのかなとも思う。改憲手続き法がすでに成立し、いつでも改憲の論議が国会でできる段階にある。もちろん、各院の三分の二の賛成があれば、国民投票にかけられる。しかも、自民党の改憲案がまもなく出てくる。その改憲案も国会に出されることになる。なんともはや…。
1つは復古的なものが、改憲案では多いのが特徴か。もちろん、その裏側には新自由主義構造改革がある。だから、もう1つの特徴として、総花的な改憲案も多い。新自由主義をめざす改憲案だ。そして、強権的システムどくりをめざした改憲案か。首相公選とかがそれ。この一院制もその筋と言えようか。民意の切り捨てではある。
もちろん単純に動くわけではない。だけど、改憲派は、多くのところで改憲で一致していて、三分の二の勢力もあるのも事実。どんな展開になるかは、はっきりいってわからない。それが国民の意識とは乖離しているから、簡単には動き出せないとしても、政局の駆け引きも含め、現実の政治の舞台の中にはある。新自由主義改革をすすめる、強権的なシステムづくりの大きなカードとして。だから橋下さんも、そのプレーヤーとして名を連ねるということかあ。
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