教室で爆音105デシベル 普天間第二小
なんど聞いても、驚く状況がある。沖縄。
教室で爆音105デシベル 普天間第二小(琉球新報)米軍普天間飛行場に隣接する宜野湾市立普天間第二小学校で、米軍機離着陸時の教室内の騒音レベルが車の直前で聴くクラクションの音に匹敵する100デシベル以上に達することが琉球大学の調査で分かった。騒音で授業中断を強いられる可能性が高く、学習への影響が懸念される。県内の米軍施設周辺では、航空機騒音のうるささを評価する指数(加重等価継続感覚騒音レベル)による屋外の定点観測が行われているが、教室内の騒音が詳しく調査されたのは初めて。
デシベルは音の大きさを表す単位。航空機騒音の場合、瞬間的な騒音レベルを表す。琉球大工学部の渡嘉敷健准教授(環境工学・騒音)が2月24日から、第二小の屋上や教室内で測定を続けている。米軍機が通過した3月20日午後0時45分ごろ、防音効果の高い窓を閉めた教室で66・9デシベルを記録。同月23日午後1時7分ごろ、窓を開けた教室で99・5デシベル、同10分ごろには105・7デシベルをそれぞれ確認した。いずれも教室内に児童のいない状態で測定された。
文部科学省は「学校環境衛生管理マニュアル」で教室内の騒音レベルについて、窓を閉めた状態で50デシベル以下、窓を開けた場合では55デシベル以下が「望ましい」と定めている。第二小の場合、「望ましい」レベルをはるかに上回る大きな騒音にさらされていることになる。
文科省のマニュアルによると、教諭の平均的な声の大きさは65デシベル。世界保健機関(WHO)が1999年に発表した騒音に関するガイドラインは、児童・生徒が授業を聞き取るには教諭の声の大きさと教室内の騒音の差が「少なくとも15デシベルは必要」との見解を示している。
渡嘉敷准教授は「教諭の声より騒音が大きいと、児童が授業を正確に聞き取れない可能性がある。特に言語能力の習得段階にある低学年では、授業内容の理解が妨げられる」と指摘する。3月末まで第二小で校長を務めた知念春美さん(60)は「沖縄ではこの時期、窓を開けないと暑い日も多いが、開ければ騒音で授業が中断してしまう」と話す。小学校には冷房もあるが、使用は原則として5~11月とするよう求められている。……
米軍は日常的に低空飛行する。「航空機騒音規制措置」が合意され、「できる限り学校、病院を含む人口密集地域の上空を避ける」ことを申し合わせていても、実際には守られていないのが現状なのだ。
いまから10数年前だったと思う嘉手納小学校教師の山本隆司先生が、いろいろ調査されていて、一時間の授業中十回の爆音回数で授業を中断、年間にすると百九十時間爆音のために時間を奪われているなどの告発をされていたことを思い出す。何も変わっていないどころか、どんどん悪くなる。この普天間二小の子どもたちの写真などね見る不安な表情には胸がしめつけられる。
何とかしなければ!
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