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2012/04/25

東京大空襲訴訟 2審も敗訴

 全国にひろがる空襲訴訟。東京の二審は予想されたことだけど、こういう結果。怒りがメラメラ。これが日本の司法の現状でもある。

東京大空襲訴訟 2審も敗訴(NHKニュース)

 およそ10万人が犠牲になった東京大空襲の被害者や遺族らが「軍人やその遺族などには補償があるのに空襲の被害者が援護されずに放置されてきたのは不当だ」と主張し、国に謝罪と賠償を求めた裁判で、2審の東京高等裁判所は「援護を受けていない人が合理的な理由で差別されているとは言えない」として、1審に続いて原告の訴えを退けました。
 この裁判は、昭和20年の東京大空襲の被害者や遺族ら113人が「軍人やその遺族などには補償があるのに、空襲の被害者が一切援護されずに放置されてきたのは不当だ」と主張し、国に対して謝罪と合わせて12億4000万円余りの賠償を求めていたものです。
1審は「裁判所が救済する人としない人を選別することは困難で、立法を通じて解決すべき問題だ」として訴えを退けました。
 25日の2審の判決で、東京高等裁判所の鈴木健太裁判長は「東京大空襲で多大な苦痛を受けた人たちが旧軍人らとの間に不公平感を感じることは心情的には理解できるが、危険性の高い職務を国から命じられた軍人らに援護する立法措置が取られたことには合理的な理由がある」と指摘しました。
そのうえで、「援護を受けていない戦争被害者は今なお多く、被害の原因も非常にさまざまであり、援護を受けていない人たちが合理的な理由なく差別されているとは言えない」などとして、1審に続いて原告の訴えを退けました。…

 「危険性の高い職務を国から命じられた軍人」と言って、差別化を合理化するなどの認識にはおどろかざるをえないけれども、あいもかわらず、一般の人たちみんなが、苦痛をうけたのだから、差別されているわけではないという、いわゆる「受忍論」をベースとした議論がいまなお根強く生きてきて、そのことで、国家の責任をあいまいかする構造というのは、もうどういえばいいのだろうか。それほど、人権というものを軽視し続けるのだろうか。どれほど、その人権にかかわって国家の責任というものを不問にし続けるのだろうか。くそ。

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