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2012/04/04

原発周辺に帰宅不能域 復興相、福島県に打診

 昨日の続報。政府は福島に避難区域の再編の内容を提示したという。

原発周辺に帰宅不能域 復興相、福島県に打診(朝日新聞)

 平野達男復興相が、東京電力福島第一原発事故で立ち入りを制限している警戒区域の中に、将来にわたり住民が帰宅できない区域の設定を検討していることがわかった。政権は避難区域を三つの区分に再編し、福島県全域での帰宅をめざしているが、帰宅不可能な区域を認めるのは初めて。
 平野復興相は3日、復興庁で福島県の佐藤雄平知事や同県双葉町の井戸川克隆町長らと会談。井戸川町長によると、平野復興相は「プラント(第一原発)のそばに住んでいいのかという問題がある。バッファー(緩衝地帯)のようなものが必要なのではないか」と述べたという。安全性を担保する狙いで、原発周辺数キロ圏を念頭に地元自治体と協議して設定する方針だ。
 井戸川町長は「放射線量が低いからと言って原発の近くに住んでいいのかと思っていた」と評価。大熊町の渡辺利綱町長も「今の状況から考えると、そういう考えも必要になってくる」と前向きに受け止めた。……

 双葉、大熊、富岡、そして浪江、飯舘……。汚染の深刻さを考えざるを得ない。では、どうした責任のとりかたと、対応をするのだろうか、国は、東電は? 
 同時に、これだけの状況があるのに、まだなかなかほんとうのデータの全面公開には疑問がもたれてしまう状況がかわらないのはどういうことなのか。昨日は、こんな記事が話題になった。「世界版SPEEDI 「全部公表」データに穴現実に、」
 そして、現実に、原発そのものは安全な状況になっているのかという疑問。今日もこんな事故があった。 1~3号機の窒素封入一時停止=予備機起動で再開-福島第1原発

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» 原発隣接地域を長期居住制限とする帰宅不能区域の設定を政府が検討開始、平野復興相が福島県に打診 [shimarnyのブログ]
福島原発事故から1年以上も過ぎて帰宅不能区域の設定を検討するなど政府は今まで避難住民の生活について何を議論してきたのだろう。 住民にまず大きな期待を抱かせてから一定期間を経て失望させるという点では普天間基地の沖縄県外移設と同じ格好となっている。 [4日... [続きを読む]

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