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2012/04/25

樽床座長の私案全文=衆院選挙制度

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樽床座長の私案全文=衆院選挙制度(時事通信)

 樽床伸二座長が25日の衆院選挙制度に関する与野党協議会に提示した新たな私案の全文は次の通り。
 【次期総選挙に限った緊急措置】
 ▽1票の格差是正=昨年3月の最高裁判決を受け、衆院の各小選挙区間の格差を緊急に是正するため、1人別枠方式を廃止し、各都道府県の小選挙区数を「0増5減」する措置を講ずる。
 ▽定数削減=政治家が自ら身を切る姿勢を率先して示すため、衆院の定数を80削減する(小選挙区5、比例75)
 ▽選挙制度=本格的な制度改革を行うまでの緊急措置として、現行の並立制をベースに、比例定数の削減に伴い民意が過度に集約されることを補正するための措置を講ずる。(1)ブロック比例を全国比例に改める(2)比例定数の3割を連用制とする(並立制70、連用制35)。
 【本格的な選挙制度改革】
 次々回の総選挙から実施できるよう、次期総選挙後、第9次選挙制度審議会を設置し、参院選挙制度改革を踏まえつつ、新たな中選挙区制(連記制を含む)など、有権者の政権選択と一定の民意反映を両立させる選挙制度の在り方について検討を行い、1年以内に結論を得る。

 思うことは2つほどある。1つは、昨年のこの協議がはじまって以来、出てきている、小選挙区制はもうだめよっていう民主党以外の主張を、なぜか、樽床さんは無視をする。そして、あくまでも比例定数中心の削減を主張する。なぜだ?と問いたくなる。結果、小手先の公明党対策的、連用制の組み込み。たぶん、ここには、小沢さんの、定数削減でできてなくって、消費税の議論が出来るかという声が反映しているのだろうな。

 もう1つは、あらためて、橋下現象を考えた時、やっぱり、この選挙制度の問題は重要だということ。政治が国民から乖離しているいらだちが橋下現象の背景にあるとするのならば、小選挙区制という、かぎられた選択と政治参加の舞台では、劇場型政治にならざるをえないということがある。つまり、多様な意見による議論への参加という回路が閉ざされている。小泉現象も小選挙区制だからこそ生まれたことを想起すべきなんだろうな。そういう意味では、自分たちの意見が反映される国会をつくるという、選挙制度の議論は、いまの政治を考えるうえでは、かなり重要な問題であることは、意識し続けたいと思うなあ。

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