「大飯原発は妥当」了承 安全委 1次評価で初
いよいよ大飯原発の再稼働をめぐる問題が最大の焦点になっている。うーん、安全委員会とは何という組織なんだろうか?
「大飯原発は妥当」了承 安全委 1次評価で初(東京新聞)原発再稼働の前提とされる安全評価(ストレステスト)の一次評価をめぐり、原子力安全委員会は二十三日、関西電力による大飯(おおい)原発3、4号機(福井県おおい町)の評価について「規制行政庁による確認が行われたことは、一つの重要なステップ」などと、評価は妥当とした経済産業省原子力安全・保安院の判断を了承する報告書をまとめ、同日午後の臨時会合で正式決定した。一次評価の技術的な審査が終わる初めてのケースになった。
東京電力福島第一原発事故後、初の再稼働となるかどうかは、野田佳彦首相と関係閣僚の判断や、地元の了解が得られるかどうかに焦点が移る。
関電の一次評価は、地震は想定する最大の揺れの一・八倍、津波は設計値を約八・六メートル上回る一一・四メートルまで炉心損傷を起こすことなく耐えられる、などとしている。安全委は、外部の原子力の専門家六人も交えた計十一人による検討会を五回開き、関電の評価方法やこれを妥当とした保安院の判断に問題がないか検討してきた。…
正直言って、福島のあの地で、原発がほんとうはどうなっているのかもわからないのに何が安全なのか、ということは、ボクにはまったく理解できない。というか、そういうものをしっかり検証しなくって、「科学」だとか「技術」だとか、そういうことについて、あれこれいえるのかということもよくわからない。そういうよくわからない議論に、どんどん突入していく。たぶん、どうにもならない、いろいろなことが、絶対に、この大飯原発をめぐってはおこっていくだろうなって想像する。
地元としてはずされた、滋賀の反発がどうなっていくのか。そして、大阪、京都にひろがる反発。昨日は京都で、意見書が府議会で採択された。大阪はいろいろいうなあ(笑い)。単純にすすむはずがないし、怒りはどんどん広がっていく。それはまちがいない。
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