県、32軍壕説明板を設置
結局、強行されてしまった。話し合いをおこなう前にだ。これはもう歴史の偽造・「修正」であろう。
県、32軍壕説明板を設置(沖縄タイムス)県は23日、第32軍司令部壕説明板を那覇市の首里城公園内に設置した。外部の検討委員が作った文案から、「慰安婦」「住民虐殺」を削除したままの文章になっている。検討委員は文言復活を求め、県の下地寛環境生活部長と28日に協議する予定だった。協議前の設置に「信義に反する」と反発している。
23日午後、県担当者や那覇市の文化財担当者が立ち会う中、制作企業が設置した。企業側からこの日に設置したいと打診があり、県が了承した。
協議を控えた時期の設置について、県平和・男女共同参画課は「委員が求める文言は確証がなく、復活が難しいことは変わらない。支払いの面からも、年度内に事業を完了する必要があった」と説明した。
文案を作った検討委員会は、協議の申し入れ文書で設置時期を尋ねていたが、連絡はなかった。池田榮史委員長(琉大教授)は「話し合いでいい方向を探りたいと思っていたが、先に設置されてしまった。文言を断りなく削ったボタンのかけ違いが、ずっと続いている」と嘆いた。
村上有慶委員は「事務的に設置して終わりたいという感覚で、沖縄戦を真摯(しんし)に伝える姿勢がみられない。問題はさらに大きくなった」と批判。「委員として、説明文に責任を持てない。抗議するとともに、書き換えを求めることになるだろう」と話した。……
写真はこれ。琉大の山口さんがとったやつ。
何をもって、確証がないと県はいうのか? 慰安所にしても、虐殺にしても、これだけ、調査も進み、文書の発見もすすんでいるというのに……。これまで、いくたびとくり返されてきたこの歴史「修正」の攻撃をのりこえ、県民の記憶として確認してきた沖縄で、なぜ、いま「県」がこんなことをやるのか、その理由が知りたいと思う。抗議して、書き換えをすすめなけれいけない。県民はこれを絶対に認めないと思う。
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