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2012/03/18

ハンセン病強制隔離の実態 神戸のグループが映画化

 神戸新聞のこんな記事が気になった。

ハンセン病強制隔離の実態 神戸のグループが映画化(神戸新聞)

 国策として長年隔離を強いられた元患者が今も病への偏見と差別に苦しみ続けるハンセン病問題について、歴史と実態を検証する記録映画を神戸のグループが製作した。「もういいかい ハンセン病と三つの法律」(カラー、143分)。元患者の社会復帰が進まぬ中、誰もが安心して暮らせる国のありようを問う。24、25日に神戸市中央区の兵庫県立美術館で完成記念の上映会が開かれる。(冨居雅人)
 映画プロデューサーの鵜久森(うくもり)典妙(のりたえ)さん(63)=西宮市=、監督の高橋一郎さん(58)=神戸市須磨区=ら神戸を拠点に活動するグループが製作した。鵜久森さんらは1980年代から、原発や農業、アトピーなど暮らしに根差したテーマに取り組んできた。
 高橋監督は学生時代に元患者の随筆を読み、「なぜ」の答えを探してきた。そして構想から5年、岡山県の長島愛生園をはじめ国内外の療養所を訪ねて元患者22人の証言を聞き取り、作品を完成させた。
 作品はハンセン病をめぐる明治以来の三つの法律をひもときながら、国による強制隔離が90年間続いた歴史をていねいに追う。
 入所者は偽名の使用を勧められて社会的存在を抹殺されるだけでなく、子孫を残さないための断種や堕胎を施された。療養所には火葬場と納骨堂があり、亡くなった後も故郷に帰れない。
 「病の根絶は治療でなく、患者の絶滅」という国の政策に翻弄(ほんろう)された元患者たち。「看護補助の作業をしていて、堕胎し標本になったわが子を見た」「自分たちだけでなく、人生を奪われたまま亡くなった仲間の名誉も回復してほしい」。魂の叫びのような証言が見る者の心に響く。
 作品の最後に、骨になっても故郷に帰れなかった仲間を弔い続ける元患者が問いかける。「もういいかい」
 全国の入所者の平均年齢は81歳を超えた。高橋監督は訴える。
 「忘却によってこの問題を終わらせてはいけない。病気になっても安心して生きられる社会を考える原点として、ハンセン病について多くの人に知ってほしい」……

 ちゃんと知っておかなければならないこと、そして忘れてはいけないことがある。法律はできたけれども、それが実効力を発揮しているわけではない。問題は解決したわけではない。そのことをちゃんと考えなきゃ、いけない。

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コメント

ガレキの広域処理利権は
田中派の紅白戦です。

野田、検察、ガッキーのやる気のなさは異常です。

小沢と創価が解散させない理由は簡単。

それは小沢と創価が黒幕だからです。

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