襤褸の旗 松下政経塾の研究
いろいろなことがあるので読んでみた。松下政経塾と現政権の中軸に位置するわけだし、同時に、人脈的には橋下にもつながる。さまざまな政治家を輩出していったわけだけれども、結局、民主、自民、公明、その他の新党に、なぜわかれていくのかということで言えば、それは選挙に勝つという動機以外ないことが、この本からはわかる。
結局、この政経塾の出身者がかかげた「改革」なるものの旗頭も、小沢改革以来、橋本、小泉などなどが掲げたものと同一線上にあるし、政経塾の人たちが掲げていたものと、橋下が掲げているものも、同じような内容である。それは結局は、財界の利益を拡大すればすべてはうまくいくという、つかうふるされた理論にすぎないのだとも思う。しかも、彼らにとっては、小沢がそうであったように、国民の世論の動きによっては容易のその旗は捨て去られる。まずは、選挙に勝つ、権力をにぎるということを中心に90年代以降の政治はまわってきた。そのことを教えてくれるような内容にはなっている。そして、橋下さんの動きも、その掲げている政策の内容や、主張をみれば、同じことのくり返しということもおのずと明らかなのだと思うのだけれども。
« 3.11 あの日から1年 気仙沼 人情商店街 | トップページ | 改正労働者派遣法、今国会で成立へ 規制強化は後退 »
「読書」カテゴリの記事
- 十年後 奈良教育大付属の報告集会(2025.12.13)
- 1月号ができています(2025.12.08)
- 前衛12月号ができています。(2025.11.10)
- 外国籍教員 教育現場に残存する「差別の壁」(2025.10.14)
- 11月号ができています。(2025.10.07)
「政治」カテゴリの記事
- オスプレイ重大事故率、過去8年間の平均を3~8割 米政府監査機関が警鐘 2023・24米会計年度(2025.12.16)
- 農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒(2025.12.15)
- 大学受験のトレンドは「負担軽く」「合格早く」 就職売り手市場で“実学志向”も 河合塾主席研究員が分析(2025.12.14)
- 十年後 奈良教育大付属の報告集会(2025.12.13)
- 米軍、名護で攻撃ドローン訓練 実弾で自爆 沖縄県内で継続へ(2025.12.12)
« 3.11 あの日から1年 気仙沼 人情商店街 | トップページ | 改正労働者派遣法、今国会で成立へ 規制強化は後退 »


コメント