チャングム、イ・サンの監督が語る 韓流時代劇の魅力
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清国との裏取引に始まったあの間抜け話には、大変貴重な教訓となるものとして、
大いに関心すると共に、イビョンフン監督には、感謝申し上げたいところですね。
結局のところ、清国使節団が世子承認書を持ってやってきた後、朝鮮王朝が揺さぶられ
るところは予想していましたが、それに慌てふためき、本物を取り返そうとして罠にはめて
貶めようとするものの、わざと罠にはまったふりをして、しょうが汁を塗って奪った痕跡を
残すなど王妃の関与を裏付ける決定的証拠を持つことによって、清国に差し出そうとした
ところを現行犯で逮捕する等して、一網打尽にして一斉検挙と王妃も側室への降格処分
された上に、前王妃が王妃として復帰するというところは、大変に興味深いところがありま
したね。
ただ、これが清国ではなく、倭国にでも置き換えた場合には、それこそ王妃としては、
「どうぞ私の国を攻め滅ぼして下さい」なんて言うことと同じことでは無いかとさえ感じて
しまうところですが、私たち日本人としては、それ以前に、もしこの時の王様が織田信長
に置き換えて想像すれば、それこそ朝鮮王朝はどうなっていることかと、思わずぞっと
してしまうしかございませんよね。
さすがに、朝鮮出兵なんか仕出かした豊臣秀吉なら、聞いただけで驚いてひっくり返って
しまうだけのことだろうし、石田三成をはじめ、浅井三姉妹にしてしても、呆れてそれこそ
「開いた口もふさがらない」なんて状態になることだけは想像つきますね。
日本の大河ドラマ等を参考にするところがあるとすれば、関が原の戦いで徳川秀忠が遅参
してしまったことに関して、これをイラク戦争に置き換えれば、徳川家康をブッシュ大統領と
石田三成をフセイン大統領にそれぞれ置き換えれば、イラクにアメリカ軍より先に駆けつけた
多国籍軍(例えばNATO軍とイスラエル軍)によって、辛うじてイラクを制圧することが出来た
ところで、アメリカ軍がのこのことやって来たという話と同じことですよね。
これを韓国の歴史ドラマに置き換えて教訓とするなら、徳川秀忠が、もし世孫に置き換えれば
それこそ、上田城での攻防を回避し関が原へ向かうことを最優先に考えたであろうし、この時
の本多正信が、もし世孫に仕えるホングギョンなら、どう対処されたのかを教訓に学ぶことも
出来ますよね。
当然のことながら、石田三成にしてみれば、徳川秀忠が関が原に来るまでは、先に戦争を
仕掛けることはしないだろうし、徳川家康としても、秀忠が来るまでは、同じように戦争を仕掛
けるまでもなく、場合によってはお互いに和睦するなんてことも十分に考えられるところだと
すれば、アメリカにしても今後の良い教訓として貰えることに繋がるのなら、これに越したこと
は無いのでは無いでしょうか。
投稿: asa | 2012/03/25 13:26