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2012/02/24

「自殺は公務災害」京都の中学教諭遺族が逆転勝訴 大阪高裁

 教員の過労自殺が認定されるのは、これまでもなかなか難しい。長時間の労働も、教員の自発的意思によるものという判断が繰り返されてきた。その判決を覆した注目すべき判決。

「自殺は公務災害」京都の中学教諭遺族が逆転勝訴 大阪高裁(朝日新聞)

 京都市立下鴨中学校教諭の角隆行さん(当時46)が自殺したのは過労が原因だったとして、妻奈弥子さん(56)=京都市=が地方公務員災害補償基金府支部に公務災害の認定を求めた訴訟の控訴審判決が23日、大阪高裁であった。紙浦健二裁判長は、訴えを退けた昨年2月の一審・京都地裁判決を取り消し、公務災害の認定を支部に義務づける逆転判決を言い渡した。
 判決によると、隆行さんは2年生の学級担任となった1998年春以降、問題行動がある生徒への対応やバスケットボール同好会の指導などで残業や休日出勤が重なり、同10月までにうつ病を発症。休職中だった同12月に自殺した。
 判決は、同9月に休暇が1日もなく、時間外労働も月80時間を超えていたと指摘。「精神障害を発症させる過重な負荷」と認め、過労と自殺との因果関係を認めた。判決後、奈弥子さんは会見で「夫の無念を晴らせた」と話した。支部は「判決内容を読んで今後の対応を決めたい」とコメントした。

 ボクの知る多くの教員たちも、子どもと教育を愛し、そして、使命感をもって仕事をしている。そして、その仕事は、どこまでも制限がない。にもかかわらず、行政と学校は、それでも教師たちを仕事に追い込んでいく。その職場の現実を、政治も行政も、そして社会も直視すべきだ。そして、労働組合も、課題として掲げるべきだ。そのことをしっかり、考えさせてくれる、そういう判決でもある。

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