米高官、普天間固定化やむなし 日本に伝達、沖縄の反発必至
普天間問題は大きく揺れている。先日の日米協議の報道をうけ、今日の沖縄二紙の社説は次の通り。
沖縄タイムス=[「普天間」見直し]固定化は責任の放棄だ
琉球新報=グアム移転見直し 再編改悪は容認できない
琉球新報の社説は言う、「回避すべき最悪の筋書きは(1)普天間飛行場の固定化(2)辺野古移設計画の維持(3)嘉手納より南の土地返還凍結-を含む米軍再編の改悪だ。これは断じて容認できない」「日本政府は対米追従、県民置き去りの愚策を繰り返してはならない。県民も日米の政策意図、動向を冷静に見極め、粘り強く改善を求めていく必要がある」。
こんなニュースもあった。
米高官、普天間固定化やむなし 日本に伝達、沖縄の反発必至(共同通信)在沖縄米海兵隊のグアム移転計画見直しをめぐり、米政府高官が1月末、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題の停滞を直ちに打開するのは困難で、普天間を当面現状維持するしかないとの考えを日本側に伝達、「固定化」はやむを得ないとの認識を示していたことが5日、分かった。日米関係筋が明らかにした。
両政府は在沖縄海兵隊約8千人のうち4700人をグアムに先行移転させ、前提条件となっていた普天間移設と切り離すことで既に合意。米高官が普天間の継続使用方針を日本側に明確に伝えたことで、普天間が置き去りになる可能性がさらに膨らんだ形となり、地元沖縄の反発は避けられない。
これは絶対に沖縄は許さない。だけど、アメリカも1つではない。沖縄にいすわる道理もない。沖縄を手放さない勢力、米軍と一体でいたい勢力。これが、沖縄の前にいる。
そのたたかいの前進のためにも宜野湾の選挙が重要だ。
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