« 君が代不起立:「処分は裁量権の範囲内」 最高裁が初判断 | トップページ | 警戒区域に11人定住 「故郷捨てられぬ」 »

2012/01/16

障害者自立支援法の見直しってどういうこと!

 先週水曜日のCBニュースに、「障害者自立支援法を改正して、障害者の範囲を見直すことも検討している」と流れた。いったいどういうことか気になっていた。しでに大脇ともさんは、ブログで、「厚労省は約束を守れ!「自立支援法は廃止し、総合福祉法を作る」って、約束したじゃないか!!」との怒りを表明されている。
 そもそも、障害者自立支援法は、障害者に自己責任を押しつける問題ある法律として、廃止が約束され、総合福祉法の制定がなされることになっていた。そのために障害者も含んだ議論のうえに骨格提言も出されている。にもかかわらず、自立支援法の改正というのでは、そこに障害者の範囲を見直しを入れているわけだから、多分に権利条約の批准を意識したものであると言えるから、総合福祉法は反故にするないし先送りして、自立支援法でごまかそうということになってしまう。実際に、厚生労働省の内部(ないし民自公の政治家のなかには、この自立支援法の枠組みを残しつつ、将来的に、介護保険に吸収させようという考えを持つ人は根強くいる。だけど、この約束は、訴訟の終結を和解として政府を拘束しているはずだ。

 現場の人たちは、このニュースをどう受けとめているのかと知りたくて、長男に電話をして聞いた。長男の法人は、きょうされんの役員さんもいるところだけれど、そこでも、このニュースは寝耳に水だったようだ。先週末から今日にかけて、いろいろな打ち合わせがなされて、元原告だった仲間が緊急に国会?政府?に要請にいくなどの行動もくまれるようだ。総合福祉法の制定に向け予定されている集会も、こうした動きへを糾弾するものとして大きく成功させようと話し合っているという。

 CBニュースには、「健康保険法と障害者自立支援法の改正が、部門会議の最重要課題だと指摘。3月中旬までに両法案の取りまとめを目指す考え。部門会議下の医療・介護ワーキングチーム(WT)と障がい者WTに、それぞれの法案提出に向けた調整を指示したという」とまであったけれども、結局、ここでも、財政難を理由に、社会保障・社会福祉の充実には決してすすまないということなのか、気がつけば、さらなる切り捨てという人の命にかかわるような事態になりかねない。自立支援法が生んだ悲劇は、ボクのまわりだってやっぱり存在する。こんなことは絶対許せない。そうした監視と、そしてこれまで運動が積み上げてきた、骨格提言をしっかり政治に反映させるような、高い意思をもった運動が今こそ必要だと思うなあ。

Banner_02人気blogランキングへ 励ましのクリックを

« 君が代不起立:「処分は裁量権の範囲内」 最高裁が初判断 | トップページ | 警戒区域に11人定住 「故郷捨てられぬ」 »

政治」カテゴリの記事

経済」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/59689/53754102

この記事へのトラックバック一覧です: 障害者自立支援法の見直しってどういうこと!:

« 君が代不起立:「処分は裁量権の範囲内」 最高裁が初判断 | トップページ | 警戒区域に11人定住 「故郷捨てられぬ」 »

無料ブログはココログ
2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31