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2012/01/05

米兵無罪の「誤審」を隠ぺい 主婦れき殺事件

 いわゆるコザ騒動が起きる要因になった事件と言われているけれども、占領の実態と日本政府の態度をすごく示している。

米兵無罪の「誤審」を隠ぺい 主婦れき殺事件(沖縄タイムス)

 酒に酔い速度超過で糸満町(当時)の主婦(54)をひき殺した米兵を米軍法会議が無罪とした「糸満主婦れき殺事件」について米国民政府が再検証し、判決は「誤審」と認識していたにもかかわらず、「判決への批判を高めるだけで生産的でない」として公表せず、琉球政府や日本政府に隠蔽(いんぺい)していたことが、4日までに分かった。
 米国民政府のマクニーリー法務局長が判決の3週間後に軍法会議で検察を務めたブラウン海軍司令官への聞き取りと法廷証拠資料を基に、機密扱いの報告書を作成。ランパート高等弁務官宛てに送られた。
 犠牲者は道路を渡ろうとしておらず、歩道として確保されている場所にいたことを確認。MP(憲兵)の調書は大きな誤りを含んでいるとし「重過失致死罪を認めるのも十分で、過失致死なら確実に有罪の正当性がある」とした。「法廷は理由は分からないが、無罪を言い渡した。その意味では裁判は誤審だったのではないか」と指摘している。
 その上で「事実を公開するのは生産的でなく、ほぼ確実に判決への批判を高める」として「代わりに琉球人社会に軍法会議と米国の陪審員制度の機能をよく理解してもらう方が有益で、無罪判決もあることが受け入れられるだろう」と司法の公正さより、支配者の体面を保つことに腐心する権力者の姿が浮かび上がる。
 報告書は米国立公文書館から県公文書館が入手した。

 だけど、だからこそ、占領は続かなかったわけで、返還へと向かった。だけど、いままた形をかえて、結局、同じように米軍の横暴は続いている。だから、沖縄の基地問題とくに新基地建設はは、このままではすまない状態になっている。そんな歴史を教えてくれている。

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