いま、先生は~過酷な、しかし人を惹きつけてやまない仕事
今日は、午前中は学びをつくる会の、表題の講演を聞きに。講師は朝日新聞の氏岡さん。基本は、この前に岩波で出た本がベースだけど、たんたんとしゃべるウジオカ節に引き込まれる。自分の記者としての仕事をふり返りながら、教師をめぐる教育改革が教師を主人公にしたもので決してなく、教師を管理するものであったと指摘する。市川さんの言葉を紹介しながら、教員免許更新制は、教師全体の非正規化という。最初に、学級崩壊から話がはじまる。教師の苦難は、子どもと社会の変化からはじまる。そのもとでの教師の苦悩。そのなかで、教師の現場は大きく変わる。1つは、若手教員の増加。余裕のない職場で、ここに過重な仕事のしわ寄せが。若者の苦しみとそのもとでのとりくみ。そしてもう1つが非正規の広がり。その実態は凄まじい。それでも非正規でも教師だ。という感じで話はすすむ。
何よりもおどろいたのが、会場いっぱいの若い先生たちとその先生をめざす学生たち。これはすごかった。休みの日に、こういう学習会に参加する若者たち。これは希望だな。
来週は、東京は元気いっぱくという若手の学習会、そして、2月かな全国は先生のTANE。おじさんはとても取材にもいけないですけど、どんな議論をしたか、あとでいろいろ教えてもらいます!
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