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2012/01/21

遠山史学と歴史学の現在

20120121_131651 午後からは明治に移動して、昨年、なくなった遠山先生の追悼シンポジウム。会場には、仕事でお世話になった、超ベテランのS先生やA先生の姿もお元気そう。ベテランのT先生やK先生、いろいろ挨拶に忙しい。若手の「お友達」もだいたい来ているねえ。さすがに。そして、中堅の先生もやってきて、広い会場だけど、いっぱいに集まったシンポになった。

 もちろん、ボクの世代でもリアルタイムで、遠山先生のお仕事を見たことはない。それにボクは歴史そのものは、いまの仕事をするようになって、近現代史の歴史企画を担当するようになってからだからもんね。

 さて、シンポはまず、板垣雄三先生が、「遠山さんと〈東アジア〉歴史像」と題して報告。板垣先生、まだまだ熱いなあ。中東の激動に引き寄せながらいろいろ刺激的な問題提起。同時に、遠山さんって、すごく世界的な視野から問題をとらえていたのだなあと感服。ただ、今日は、早朝からの仕事だったので、不覚に、ちょっと途中で意識がとぎれる。
  つづいて、大門正克さんが「昭和史論争後の遠山茂樹―論争の課題をどのように受け継ごうとしたのか」。よく整理された報告。切れている。昭和史論争をその後、60年代70年代の仕事で、どう引き受けて、向き合ったのか。現実に向き合い、自己批判もおそれなかった、遠山先生の生き方が浮き彫りに。
 そして、大日方純夫先生が「遠山史学における『自由民権』の位置」。浅学なボクでも少しは聞いたことのある、自由民権についての論争を、遠山先生の議論をひきうけなが大日方流にうけとめた報告。おもしろかった。
 最後に、丸浜昭さんの「遠山氏の歴史教育論の何にこだわってきたか」。うん、団塊世代の人たちの遠山先生への思いってこうなんだろうなって思った。

 とっても面白かった。途中、休憩で、報告者のある方と、おしゃべり。同じ研究グループの人のこと、それから学生時代の人のこと。いろいろおしゃべりするのも大事なお仕事です(笑い)。

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コメント

寒い中、お疲れさまでした。

僕も聴いてみたかったですね。

遠山氏の明治維新研究にかんする報告はなかったのでしょうか? 僕は、遠山さんの歴史研究はいろいろあるけれど、やっぱり基本は明治維新だと思うので。

シンポジウムは、どこかで活字になるのでしょうか?

明治維新と天皇制ができなかったと、主催者から反省がありました。

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