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2012/01/18

携帯買える?「貧困の指標」見直しへ

 ニュースをクリップ。あんまり注目されないかなあ。

携帯買える?「貧困の指標」見直しへ(読売新聞)

 生活保護受給者の急増やワーキングプア問題などに対応するために、厚生労働省は貧困を測る新たな指標を定めることを決めた。
 国際的な指標は実態を反映しにくく、分かりにくいとされるため、日本独自の指標を作り、健康状態や衣食住の状況も含めた貧困の実態を明らかにする。同省では来年度中に策定し、継続的に貧困率を測って政策に反映させる方針で、貧困かどうかを決める目印を何にするかで注目を集めそうだ。
 貧困を把握する代表的な物差しには、経済協力開発機構(OECD)の調査などで使われる「相対的貧困率」がある。2010年調査(09年時点)で日本の「相対的貧困率」は16・0%で、おおよそ6人に1人が貧困とされた。07年調査より約0・3ポイント悪化し、過去最悪。OECDによる00年代後半の調査の国際比較では、日本は加盟34か国中下から6番目だった。
 ただしこの指標の算定基準は収入だけで、資産や医療や介護のサービス受益などは考慮されない。貯金や持ち家があっても所得がなければ「貧困」と判断されてしまうこともあり、「実態を見るには不適当」との指摘が上がっていた。また国際的にも別の指標を加える動きが広がっており、欧州連合(EU)では、貧困の継続状況や、寿命など14項目からなる指標を独自に導入。イギリスも複数の指標を取り入れた。…

 でも、やっぱり注目したいニュース。これから必ず、再び、貧困の問題が社会の大きな問題にならざるを得ないから、そのためにも役立つ指標ができればいいなあとそう願うけど。たしかに、いまの社会では、貧困は、さまざまな問題と複合して現れざるをえないから、そのことをちゃんとつかむことは大事だと思う。

 だけど、一方で、そのときに、経済的な問題、収入の問題があいまいにならないような、隠されないような指標でないとダメだと思う。中心はここにあることは変わりがない。同時に、そうなりがちなのは、貧困にかかわるような社会的な合意がなかなか形成されていないからだと思う。さまざまな複合的に加わってくるような要因が個人の責任に帰される要素がこの社会では強い。ここを突破しなきゃダメだ。それはね、やっぱり、企業の異様な儲け方が、当たり前にされていることの裏返しなんだろうけれども、このあたりの貧困にかかわる問題を、どうていねいに議論するかということぬきに、この問題って、前進しないんだろうなあ。
 おりしも、寒い季節。外で寝ている人たちは、この寒さはほんとうに辛いだろうなあ。

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